松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

大学院

科研費の審査結果はどのようにやってくるのか―こんな感じで、「採択されなかった研究課題の中でのおおよその順位」がわかります―

さて、以前不採択となった科研費(奨励研究)の研究計画調書を以下にさらしましたが、平成27年度 科学研究費補助金(奨励研究)研究計画調書をさらしますね - 松宮慎治の憂鬱shinnji28.hatenablog.com 首を長くして待っていた、評定結果の通知が来ました。…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)課題③-3 有海 拓巳(2011)「地方/中央都市部の進学校生徒の学習・進学意欲: 学習環境と達成動機の質的差異に着目して」『教育社会学研究』 88, 185-205

標記、大膳司先生担当回の3つ目の課題文献がこちらです。CiNii 論文 - 地方/中央都市部の進学校生徒の学習・進学意欲 : 学習環境と達成動機の質的差異に着目してci.nii.ac.jp 要旨 ○目的 本稿では、進学校に通う高校生のうち、学習環境の差が大きいと思われ…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)課題③-2 荒牧草平(2003)「現代都市高校におけるカリキュラム・トラッキング」『教育社会学研究』第73集, 25-42

標記、大膳司先生担当回の2つ目の課題文献がこちらです。CiNii 論文 - 現代都市高校におけるカリキュラム・トラッキングci.nii.ac.jp 要旨 ○課題 本稿では、多様なカリキュラムを対象として、学校・学科を単位とする名義的分類ではなく、カリキュラムを単位…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)課題③-1 白川 俊之(2011)「現代高校生の教育期待とジェンダー: 高校タイプと教育段階の相互作用を中心に」『教育社会学研究』89, 49-69頁

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)の大膳司先生担当回では、教育社会学にかかわる6点の文献を拝読し、その内容をまとめ、感想等を提示するということを行いました。 そして、社会人のためにそれらを1日で終わらせるという集中講義の形をとっていただきました…

大学院関連のご報告(2015.4)

学内の関係者の方に向けて、5月上旬の以下のような報告をしています。 この文書の送付を月1回やっていこうと考えています。月1回やったとしても2年間で12回なので、それほど受け取る側も迷惑ではないかなと……。 主には、内容というより日程のことを書いてい…

お金の使い方、貯金と投資のバランス、そして学費を自分で払うことによって感じる重み

広島大学大学院に納めたお金 つい先日広島大学に大学院の通年の学費をおさめました。 入学金も併せて考えると、総額は次のとおりとなります。 入学金 282,000円 学費(通年)535,800円 計 817,800円 ちなみにこの金額は、学部学生と全く同じです。 大学院生…

【メモ】イギリスの高等教育関連のデータが無料(一部有料)で取得できるウェブサイト「HESA :Higher Education Statistics Agency」と、中国大学改革のキーワード

イギリスの高等教育関連のデータが無料(一部有料)で取得できるウェブサイト 高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究)の講義で秦由美子先生に教えていただきました。 Higher Education Statistics Agencyというウェブサイトです。Home - HESA - Higher Educati…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究)課題⑤『IDE 現代の高等教育』(2007年8-9月号)の特集論文要旨―テーマ「専門職大学院の現状と展望」―

渡邊聡先生担当回の2回目です。 IDEの特定の号の特集論文から2つを選び、内容のまとめと課題の指摘をしなさいという課題です。 大先生の論稿の課題を指摘するなんて恐れ多すぎますが、トレーニング、トレーニングと思いながら頑張っています。 2015.5.14高…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題④『IDE 現代の高等教育』(2013年7月号)の特集論文要旨―テーマ「大学院の現実」―

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究)はオムニバスで、第4回からは渡邊聡先生ご担当です。 渡邊先生担当回では、IDEの特集論文から2つを選び、要旨7割、それに対する課題の指摘3割でA4の1~2枚でまとめる、という課題が出ています。 大先生の論稿の課題を指摘する…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究)遠隔課題③―大学のガバナンスにおける学長リーダーシップ論―

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究)の村澤先生担当回、ラストの遠隔課題です。 非常に苦しんで、感想文のようになってしまいました。 ガバナンスとかマネジメントとかリーダーシップとか、そういうの難しいです、、 2015.4.30高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 遠隔課…

いつから大学院に行こうと思っていたのか?

この4月から広島大学の大学院に通っているわけですが、働きながら大学院に行くという展望は入職当時からありました。 具体的には、35歳までに大学院を修了しようと思っていて、働いていく中でそれを「30歳まで」に早めました。 そして、神戸大学の大学…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題③『IDE 現代の高等教育』(2012年11月号)の特集論文要旨 ―テーマ「大学のガバナンス再考」―

高等教育基礎演習1(実践演習)、村澤昌崇先生担当回のラスト通常課題です。 IDEの特定の回の要旨ですが、今回は「大学のガバナンス再考」がテーマでした。 2015.4.30高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題③『IDE 現代の高等教育』(2012年11月号)の特集論文…

高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究)課題②イギリスの大学の財政と学生の資金

高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究)の秦由美子先生担当回の課題第2弾です。 課題となっていたのは、教育調査第131集『諸外国の高等教育』pp.82-87.でした。諸外国の高等教育 (教育調査)作者: 文部科学省,文科省=出版社/メーカー: 国立印刷局発売日: 2005/0…

高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究)課題①イギリスの学校教員の勤務条件と給与

高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究)、秦由美子先生担当回の課題です。 課題となっていたのは、教育調査集第134集『諸外国の教員』(文部科学省)pp.82-87.でした。 普段の仕事が教職課程なので、イギリスの教員養成に触れられたのはよかったです。諸外国の…

大学院の課題の投稿だけで、1日1記事のブログが埋まってしまう件

どういう気持ちで大学院の課題に臨んでいるか 大学院の課題がさすがに辛い毎日を送っていますが、 ・どれだけ質が低くても必ず出す ・〆切は必ず守る という2点をマイルールにしています。 プライドが高いとなかなか難しいかなあというのが実感です。 もし…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)課題②高根正昭著『創造の方法学』(講談社現代新書)の要旨(第3章、第4章)

今回は基礎論Ⅰ(村澤先生担当回)の課題です。 これは遠隔ではなく、ストレートの方もしている通常課題ですね。 以下の本の3章、4章の要旨をまとめました。創造の方法学 (講談社現代新書)作者: 高根正昭出版社/メーカー: 講談社発売日: 1979/09/18メディア: …

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 遠隔課題②教育と研究の関係性から見る大学教員の職務

担当の村澤先生から、文献を引用しそこに自身の主張を上乗せするというスタイルはいいが、少し引用文献の内容を信頼しすぎているというご指導をいただきました。 研究者がやや強めに主張しているときは、その根拠は何なのかということに注意をするようにとの…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題②『IDE 現代の高等教育』(2005年6月号)の特集論文要旨―テーマ「教員組織の改革」―

村澤先生担当回の通常課題第2弾です。 社会人の参加の方法としては、通常課題と遠隔用課題を先生に提出し、それにコメントを返していただくというスタイルをこの講義ではとられるようです。 2015.4.23高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題②『IDE 現代の高等教…

高等教育職員開発論特講(2)「大学運営とその課題」(大場淳先生)

Skypeで2回目の講義をうけさせていただきました。 ちなみに、この講義はSkypeで3か所をつなぎ、5名が受講しています。 受講日時:2015年4月17日(金)19:15-20:45(Skype) 以下にレジュメ含むメモを記載します。 大学運営とその課題 1.大学組織の特性と…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)遠隔課題①―今田高俊編『社会学研究法・リアリティの捉え方』(有斐閣アルマ)の要旨(序章:リアリティと格闘する)―

次から次へ課題が襲ってくる、、 今日の課題は、こちらの本の序章の要旨です。 社会人のための遠隔用課題でした。 きついはきついけど、勉強になる。社会学研究法 リアリティの捉え方 (有斐閣アルマ)作者: 今田高俊出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2000/12メ…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)の課題ー 高根正昭著『創造の方法学』(講談社現代新書)の要旨(第1章、第2章)―

村澤昌崇先生担当回の課題です。 キツいキツいと他大学の友人に言ってたら、「松宮さんがキツいと言うなんて、死期を感じる」と言われました。 でもさすがにきつい!今日は、こちらの本の第1章、第2章の要旨ですね、創造の方法学 (講談社現代新書)作者: 高…

高等教育基礎演習1(実践研究)課題②『IDE 現代の高等教育』(2013年5月号)の特集論文を踏まえた遠隔用課題

遠隔用、つまり社会人で討議に参加できない者用に出していただいた課題です。 ありがたい、、 でもほんとは、ストレートの方と同じ場で参加したいというのが本音ですね。 もう詳しく説明すると、標記の特集論文(『IDE現代の高等教育』2013年5月号)を踏まえ…

高等教育基礎演習1(実践研究)課題①『IDE 現代の高等教育』(2013年5月号)の特集論文要旨

標記の課題が出たので提出物をさらします。 10の特集論文について、それぞれA4で5行程度要旨をまとめなさいというご担当の先生のオファーでした。 あくまでも要旨であり、原典は『IDE現代の高等教育』(2013年5月号)にあります。 出版物紹介 IDE現代の高等…

2015年度前期に履修登録した講義の一覧

前期は以下の科目を履修登録しました。多すぎるかな、、 必修 ・高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究):2単位:佐藤万知先生(代表)、大膳司先生、村澤昌崇先生のオムニバス ・高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究):2単位:秦由美子先生 ・高等教育基礎論Ⅲ(…

高等教育開発論特別研究(1)(大場先生)と、仕事からの通学スケジュールと、履修登録と

本日は標記のいわゆる「ゼミ」を受講しました。 今回は自分の研究テーマの概要をまとめて来るように指示いただいていたので、受験時に提出した研究計画書や、落ちてしまった科研費の奨励研究の計画調書、JUAMの若手研究奨励金申請書や日本高等教育学会発表申…

高等教育職員開発論特講(1)「大学の組織と運営ー基本的概念の整理ー」(大場淳先生)

標記の講義を遠隔で受講しました。 日時は、4月9日(木)19:00-20:30、つまり昨日の夜です。 今回、記念すべき大学院の初授業でした。概要は以下のとおりでした。 1.組織運営と研究アプローチ 2.経営と管理 3.大学ガバナンスを巡る諸課題 (1)ガバナンスの定…

社会人大学院生のための指導教員の選び方

社会人院生のための指導教員の選び方について考えてみました。 社会人とストレートで何が違うのかというとないのかもしれませんが、何しろ私に社会人院生との経験しかないので、そのケースしか説明しにくいわけです。 なので、以下は私の場合だと思ってくだ…

大学院入試の社会人特別選抜について

昨日、社会人の院生としての身分が正式に発生したという記事を書きました。 所属は、広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻です。 いわゆる、修士課程の1年次生ですね。 私はここに、社会人特別選抜の枠組みで入りました。 社会人特別選…

本日から、身分上は大学院生になりました。

今日から、正式に広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻の大学院生になりました。 大学を卒業して以来、7年ぶりに学生としての身分を手に入れたことになります。学割を使いまくろう!!!!!!じゃなくて、身の引き締まる思いです。 働…