2016-01-01から1年間の記事一覧
標記の本を読了した。 主に,第6章の「助成を中心にみた私立大学政策」を拝読するために・・ 私学助成の研究をみていると,黒羽先生の論稿は何度も登場する。戦後大学政策の展開作者: 黒羽亮一出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 1993/03メディア: 単行…
2002年の学会誌である標記の本を読了した。 こちらに収録されている濱中先生と島先生の論稿「私立大学・短期大学の収支構造に関する実証的研究-18歳人口減少期における私学経営の転換」については,何度も拝読した。 内容はもちろん,分析の手法についても…
標記の本を読了した。 学会設立から10年の記念号であり,特集が組まれている。 高等教育研究が,歴史,比較研究,経済,財政,社会学の各ディシプリンの影響をどのように受けたかがよくわかる。[高等教育研究] 高等教育研究の10年 (高等教育研究 第 10集)作…
標記の本を読了した。昭和58年とやや古いので,時代を感じるものの,教育サービスの公的・私的受給やそれらの提供主体の様態について簡潔にまとめられており,大変勉強になった。教育サービスと行財政 (1983年) (教育管理職講座〈2〉)作者: 市川昭午出版社/…
標記の本を読了した。2014年の学会誌である。 羽田先生の学長リーダーシップ論の批判が収録されている。大学教育のマネジメントと革新 (高等教育研究 第 17集)作者: 日本高等教育学会出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 2014/06/10メディア: 単行本この…
標記の本を読了した。2012年の学会誌であるが,自分にとって非常に重要な一冊である。 特に両角亜希子先生の「私立大学の財政―現状と課題」については,ハンドも拝見してきた。高等教育研究 第15集 特集:高等教育財政 (高等教育研究 第 15集)作者: 日本高等…
2001年の学会誌である標記の本を読了した。 このうち,吉本圭一先生の論稿「大学教育と職業への移行—日欧比較調査結果より」は, 日本→学歴,欧州→職業別,という労働市場が,実は近接しつつあるのではないかという仮説に基づくもので,大変勉強になった。大…
標記の本を読了した。2009年の学会誌である。 この中で何度も拝読したのが,水田健輔先生の「日本の高等教育をめぐるマクロ財政フローの分析」である。変容する大学像 (高等教育研究)作者: 日本高等教育学会研究紀要編集委員会出版社/メーカー: 玉川大学出版…
標記の本を読了した。 筆者は,高等教育財政について,「国または地方公共団体が高等教育に関する目的を達成するために必要な財源を確保し,公共経費として配分し,管理する活動」と定義している。 この定義に基づき,論点として「支出論」「負担論」「受給…
標記の映画を神戸のシネ・リーブルという映画館で鑑賞した。 広島に馴染もうシリーズの第何回かである。 声優である能年玲奈の存在感がすごかった。「この世界の片隅に」公式アートブック作者: 『このマンガがすごい!』編集部,呉市立美術館出版社/メーカー: …
標記の本を読了した。 『何者』が映画になっているが,『何者』を読んでいなくても,面白いと思う。何様作者: 朝井リョウ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/08/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る
久々に北村薫さんの本を読んだ。 短編集である。視点がやさしい。元気でいてよ、R2-D2。 (角川文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/10/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る
標記の本を再読した。 短編集なのだが,この中の「日々の春」というのが素晴らしい。キャンセルされた街の案内 (新潮文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/05/28メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る
こちらも,ひとに貸す前に再読した。 名作としか言いようがない。空中ブランコ (文春文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/01/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 161回この商品を含むブログ (287件) を見る
ひとに貸すために標記の本を読了した。 久々に声出して笑った。イン・ザ・プール (文春文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 267回この商品を含むブログ (468件) を見る
標記の本を読了した。 結婚式直前に破断された女性がやりたいことのリストを作るという,ハリウッド映画のような設定でありつつ,内容はきわめて日常的というギャップが面白かった。太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 集…
こちらのブログが詳しいので、ご高覧ください。 「平成28年度教職課程認定申請に関する事務担当者説明会」に参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG 手引きの変更点も、別記事で記載いただいています。 細かすぎて伝わらない「教職課程認定申請の…
職場において、「このレベルのことは自分では決められない」といった言説を聞くことはないだろうか。 あるいは、「やりたいことができるようになるためには、えらくならないといけない」、もしくは「今は平社員だから、やりたいことができない」等と。 こう…
標記の件について,日本経済大学の方に教職課程認定申請のことであつかましくもお伺いしたいことがあります。 もし,たまたまこのブログを見てくださっている関係者の方,もしくは教職員の方をご紹介くださる方がおいででしたら,sanjyuumatsu@gmail.com ま…
明日昭和女子大で開催される課程認定の説明会に関連して,職場の参加する同僚向けに作ったものです。 もしよろしければ,ご笑覧ください。 こういった機会にご挨拶したい方も多くいらっしゃるのですが,私は今回参加しません。 ご容赦ください。①全体を通し…
ストレスチェックが事業者に義務づけられた。自分も受けた。結果は次のとおり。 A.ストレスの要因に関する項目 30点 B.心身のストレス反応に関する項目 14点 C.周囲のサポートに関する項目 9点 合計 53点分析結果:高ストレスに該当しません 面接指導の要否…
標記の本を読了した。 本書では,大学の代表的・特徴的な性格をいくつか示した上で,それらが組み込まれたシステムとしての大学を描く。 その上で,第三章では,以下のことが示される(p.14-15)。 組織の合理性,目的,および効果についてのいくつかの一般…
標記の本を読了した。 田中敬文「私立大学への支援と規制―私学政策の評価と改革方向」(223-244頁)を拝見するために読んだのが, 別の章にあった, 市川昭午「高等教育政策研究の課題と方法」(18-39頁)が大変勉強になった。 具体的には,高等教育政策研究…
標記の本を読了した。 筆者は本書で, 戦前(1934-36年)の私大財政は,ノーサポート・フルコントロール 戦後(1952-70年)の私大財政は,ノーサポート・”ノー・コントロール” 戦後(1970-76年)の私大財政は,サポート・アンド・コントロール であると整理…
ここ一か月ほど,主にツイッター界隈で河野太郎議員に対して,大学における研究費の使い道などの様々な問題を指摘できる状況になっている。 nlab.itmedia.co.jp 指摘された問題点に対して逐一河野太郎議員が回答を戻していることから,改善の期待とともに盛…
ぼくは普段学部生だけでなく、大学院生とも仕事の中でかかわりがある。 具体的には、TAの業務や学位授与に関する一連の手続き(論文の題目届提出とかそういうの)をフォローしている。 大学院生とのかかわりというのも、学部生と違って面白い。 まず、TAとい…
shinnji28.hatenablog.com上記の記事について, ・幼小の教科・教職の様式2号および変更届の様式に変更がある ・変更内容は,共通開設欄の学科等欄がなくなること ・ただし,p67の説明⑰はそのままになっている という更新をしました。 全てご指摘いただいた…
標記の映画を鑑賞した。 陽気な男が山から滑落して岩に挟まれ、脱出するために四苦八苦する物語である。 一言でいってしまえばそれだけの話で、登場人物などめちゃくちゃ少ないのだが、不思議と飽きることがない。 ただ、辛すぎて途中で目を背けてしまった。…
標記の本を読了した。 何度目かの「広島に馴染もう」シリーズである。 1975年の初めての広島東洋カープの優勝を背景に,戦後の広島を描いている。赤ヘル1975 (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/08/11メディア: 文庫この商品を含…
おもしろいです。 もしよければ,ご高覧ください。 rihe.hiroshima-u.ac.jp