松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

大学院

修論は出したけれど……

1月末に修士論文を提出した。 昨年,他大学の友人が同様の状況にあって,提出後にFacebookで素晴らしい文章を書いていたのだが,自分はそのようなものを書けそうにない。 1月中旬に,法人にとっても自分にとってもきわめて重要な仕事が入ってきたこともあっ…

広島大学高等教育研究開発センターHPにおける『大学研究者の履歴書』

おもしろいです。 もしよければ,ご高覧ください。 rihe.hiroshima-u.ac.jp

【ご案内】広島大学高等教育研究開発センター平成29年度学生募集について

以下のとおり募集されています。 rihe.hiroshima-u.ac.jp

【ご案内】広島大学高等教育研究開発センター第44回研究員集会「大学運営におけるリーダーシップ」

あまりに直近で恐縮ですが,ご案内します。 もしよろしければ,お越しください! 以下,広島大学高等教育研究開発センターfacebookからの転載です。 高等教育研究者・関係者の皆様いよいよ研究員集会の日が迫って参りました。 すでにHP等でお知らせしており…

(お願い)「「私立大学等改革総合支援事業」の影響に関する調査」へのご協力について【11/15までトップに掲載】

以下のとおり,調査票を発送させていただいております。 私立大学業界全体に還元できるよう努めますので,ぜひともご協力いただければ幸いです。 この調査は2013(平成25)年度から開始された「私立大学等改革総合支援事業」の影響についてお伺いするもので…

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広島大学高等教育研究開発センターの新着メールサービスに,ぜひご登録ください。 さまざまな情報が提供されると思います! rihe.hiroshima-u.ac.jp

今年も,自分で学費を払った

1か月ほど前のことだが,大学院の学費を払った。 金額は,通年で535,800円である。入学金がないぶん,去年より安い。 振り込み期日を過ぎていたので,電話して延滞料金はかかるのか聞いたら,「かからないので,そのまま振り込んください」と言われた。 国立…

働きながら大学院に行くことがこんなにもしんどいとは思わなかった

今日は振休を利用して広島に向かう新幹線の中、スマホからこのブログを更新しようと思う。 今日は修士論文の2次審査がある。 今年度中に、3次審査と最終審査があって、学位が授与されるというプロセスである。 不出来な学生なので、先生方にご迷惑をかけつつ…

【メモ】奨学金の種類について

need based scholaship:資金援助 merit based scholaship:能力開発として grant:返さなくていい loan:返さないといけない←日本学生への経済支援 ・奨学金 ・授業料免除 ・所得控除

大学院関連のご報告(2016.2)

◇2016年2月 2月5日(金) 18:00~19:30 大学教育論特講(内容と方法)(佐藤万知先生)@神戸Skype 2月9日(火) 17:40~18:30 高等教育開発論特別研究(ゼミ):大場淳先生の研究指導@神戸Skype 2月11日(木・祝) 10:30~11:30 高等教育開発論特別研究(…

大学院関連のご報告(2016.1)

◇2016年1月 1月5日(火) 16:00~17:30 大学教育論特講(内容と方法)(佐藤万知先生)@神戸Skype 17:40~19:30 高等教育評価論特講(高等教育評価の論理と実際)(村澤昌崇先生)@神戸Skype 1月9日(土)広島泊 10:30~17:30 高等教育目標論特講(大学と…

大学院関連のご報告(2015.12)

◇2015年12月 12月2日(水) 19:00~20:30 高等教育基礎論Ⅳ(制度研究)(大場淳先生)@神戸Skype 12月5日(土)広島泊 15:00~16:30 高等教育開発論特別研究(ゼミ):大場淳先生の研究指導@広島 17:00~18:30 高等教育基礎論Ⅳ(制度研究)(大場淳先生)…

大学院関連のご報告(2015.11)

◇2015年11月 11月 3日(火・祝)広島泊 9:00~21:00 第43回研究員集会「大学の統合・連携とガバナンス:地域分散、適正規模、機能分化の在り方を巡って」 11月4日(水) 10:00~11:30 高等教育開発論特別研究(ゼミ):大場淳先生の研究指導@広島 13:00~14…

大学院関連のご報告(2015.10)

職場の同僚,上司等に月1回配信している報告を,ずいぶんサボっておりました。 自分の記録としては重要だと考えているので,お目汚しすみませんがポツポツ残していこうと思います。 ◇2015年10月 10月 4日(日)広島泊 10:00~17:00 自習 10月 5日(月) 10:…

英語論文が読めなさ過ぎて泣ける―サボったことは必ず返ってくる。因果応報―

高校生の頃,授業中は基本的に寝ていた。 「授業なんて聞かなくても,予習復習なんかしなくても,自分で勉強すれば点はとれる」と思っていた。 「文句があるなら,俺が聞きたくなるような授業をしてみろ」と思っていた。 テスト勉強は一応していたけど,全部…

働きながら大学院に行くということが視野に入ったのはいつか?

結論からいえば,2006年の1月頃です。 もう,ちょうど10年前の話になってしまいました。 京都にPHP研究所という会社があって,就職活動をしていたときに,ここの会社説明会に参加させていただいたんですよね。 www.php.co.jp このときに,人事の方が「この会…

いわゆる「MOOCs」の衝撃は,大したこ​となかった(今のところは)―高等教育目標論特講(大学と社会の接続):藤村正司先生の課題から―

以下の文献を講読し、課題を作成しました。 ◇講読文献 土屋 俊(2013)「6 デジタル・メディアによる大学の変容または死滅」広田照幸・吉田 文・小林傳司・上山隆大・濱中淳子編『グローバリゼーション,社会変動と大学』(岩波書店),pp.167-196.◇課題 *…

☆祝☆広島大学高等教育研究開発センターウェブサイトが仮復旧!!!

苦節1年? おめでとうございます!!!rihe.hiroshima-u.ac.jp

米国の高等教育におけるアクレディテーションは,ラーニングアウトカム(ズ)をどのように測定しているのか―高等教育基礎論Ⅳ(制度研究):丸山文裕先生の課題から―

◇講読文献 福留東土(2009)「米国におけるアクレディテーションのアウトカム評価」羽田貴史・米澤彰純・杉本和弘編著『高等教育質保証の国際比較』(東信堂),pp.239-264.◇内容 この論稿では,米国の高等教育におけるアクレディテーションが,いわゆるラー…

「一般教育」はどこへ行ったのか?―「教養教育」との関係から見る理論的混乱――大学教育論特講(内容と方法):佐藤万知先生の課題から―

◇購読文献 今回は以下の文献を購読し,「一般教育」「教養教育」の用語の理論的混乱を概観した。 ・絹川正吉(2015)「Ⅰ.「教養教育」を問う」『大学の死、そして復活』(東信堂),pp.4-86.「大学の死」、そして復活作者: 絹川正吉出版社/メーカー: 東信堂…

「学習する組織」「学習する学校」は魅力的だが・・・・・・―高等教育評価論特講(高等教育評価の論理と実際):村澤昌崇先生の課題から―

◇講読文献 曽余田 浩史(2011)「第1章 「学校の有効性」をめぐる問題」佐古秀一・曽余田 浩史・武井敦史著『学校づくりの組織論』(学文社),pp.11-25. 曽余田 浩史(2011)「第2章 経営思想:組織論の展開から見た「学校の有効性」」佐古秀一・曽余田 浩…

教養教育の目的,カリキュラム,実施体制―大学教育論特講(内容と方法):佐藤万知先生の課題から―

◇購読文献 今回の購読文献は以下の4点である。①杉谷 祐美子(2011)「第1部 一般教育から教養教育へ 解説 混迷する教養教育と高校教育との接続関係」杉谷祐美子編『リーディングス日本の高等教育2 大学の学び―教育内容と方法』(玉川大学出版部),pp.12-19.…

2015年10月の自己投資額

毎月報告している金額ですが,日付は「支払った日」です。 なので,必ずしもその行為をした日とイコールではないです。 たとえば今回は宿泊費を10/23でつけていますが,広大内の学士会館(一泊3,800円)の宿泊料を6泊分,いっきに払っています。◆総計 104,74…

競争的な資金配分は,過去の威信を一層強化する結果にしかならないかもしれない―高等教育目標論特講(大学と社会の接続):藤村正司先生の課題から―

◇講読文献 丸山文裕(2013)「2 高等教育への公財政支出の変容」広田照幸・吉田 文・小林傳司・上山隆大・濱中淳子編『大学とコスト―誰がどう支えるのか』(岩波書店),pp.49-76.大学とコスト――誰がどう支えるのか (シリーズ 大学 第3巻)作者: 阪本崇,丸山…

「単位制度」の何が,なぜ課題なのか―大学教育論特講(内容と方法):佐藤万知先生の課題から―

◇購読文献 今回の購読文献は以下の5点である。 ①寺崎昌男(1999)「Ⅲ 歴史の中の大学教育・教師・学位制度 4 単位制度少史」『大学教育の創造―歴史・システム・カリキュラム』(東信堂),pp.233-242. ②杉谷 祐美子(2011)「教育・学習活動を支える仕組みと…

広島大学高等教育研究開発センター 第43回研究員集会「大学の統合・連携とガバナンス:地域分散,適正規模,機能分化の在り方を巡って」に参加

報告を作ってすっかり忘れていましたが、標記の会に参加しました。 こちらに参加していたため、久しぶりに勤務先の学祭に参加しませんでした……。 以下の記述は全て掲載の許可を得たものではありません。 問題があればご指摘ください。 日 時:2015年11月3日…

「アクティブラーニング」的な学習を促す事例とThreshold Concepts―大学教育論特講(内容と方法):佐藤万知先生の課題から―

◇「アクティブラーニング」的な学習を促す事例 今回佐藤先生から頂戴した課題は、「アクティブラーニング」的な学習を促す事例を探索することであった。その際、当該事例において(1)「専門教育」の中で行われていること(2)Threshold Conceptsが意識さ…

「アクティブラーニング」とは何か。そしてなぜ重要か。―大学教育論特講(内容と方法):佐藤万知先生の課題から―

◇講読文献 溝上慎一(2014)「第1章 アクティブラーニングとは」『アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換』(東信堂),pp.3-23.◇課題 *アクティブラーニングとは何か 「アクティブラーニング」は、溝上(2014)に従うと以下のように整理すること…

広島大学高等教育研究開発センターのこれまでの歩みと葛藤。for広大かat広大か―高等教育基礎演習Ⅱ(研究講読):佐藤万知先生の課題から―

◇講読文献 金子元久(2013)「今後の高等教育研究のあり方とRIHEへの期待」『高等教育研究叢書』第124号,pp.1-10. 合田哲雄(2013)「行政サイドからの高等教育研究とRIHEへの期待」『高等教育研究叢書』第124号,pp.11-20. 有本 章(2013)「今後の高等教…

広田照幸・吉田 文・小林傳司・上山隆大・濱中淳子編『大衆化する大学―学生の多様化をどうみるか』(岩波書店)を読了―「マージナル大学におけるリメディアル教育の到達水準」―

こちらについては、今年のはじめに多様化がテーマになっていた大学職員フォーラムに呼んでいただいたときに既に読んでいました。shinnji28.hatenablog.comが、今回再読してみて、改めてこれは必読書やなと。 特に神戸国際大の居神 浩先生による第3章「マージ…