松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事の「できる(できない)」「やる(やらない)」と「方法」「内容」について

kakichirashi.hatenadiary.jp こちらの記事を拝読しました。 彼の言いたかったことは,ぼくなりに解釈すると,「世の中にそんな特別な仕事なんかそもそもねえんだよ」「だからそんな思い上がられてもウザいんだよ」といったあたりのことを仰りたかったのでは…

教員免許状更新講習では,受入れ予定の定員だけではなく,実際の受入れ人数も公表してほしい

kakichirashi.hatenadiary.jp こちらの記事を拝読しました。 かなり手厳しいことを書かれています。 もし、現職教員が定員超過により講習を受講できず失職した場合、訴訟を起こされる可能性はあるのでしょうか。その場合、被告は国なのか、文部科学省なのか…

なしたいコトと原体験(3)育った町と社会階層

shinnji28.hatenablog.com ぼくが上記のようなことを思うようになったきっかけがあります。 それは中3の冬のことです。 ぼくは担任の先生から,他のクラスの友人に勉強を教える係をしなさい,という指示を受けました。 なぜなら自分は私立高校に進学するこ…

なしたいコトと原体験(2)橘紳士

shinnji28.hatenablog.com このホームカミングデーに参加した当時の自分は,職場でイヤなことがありすぎて毎日「辞めたい」と思っていました。 しかし,過去の自分に笑われている気がしたこの日から,スイッチを入れることに決めました。 具体的には,仕事で…

家庭の学校外教育支出を支援する「スタディクーポン・イニシアティブ」に添えられた望月優大氏の文章が素晴らしい

望月優大氏の文章が素晴らしかったので,シェアします。 hirokimochizuki.hatenablog.com 自分の家はひとり親家庭でした。 相対的に言えば、貧しかったと思います。 でも、母親が踏ん張って教育の機会を与えてくれました。自分が望む全ての教育を受けさせて…

なしたいコトと原体験(1)なじめなかった大学生活

先日の以下の記事ですが, shinnji28.hatenablog.com なんとなく,大学院のことを書いちゃったので研究活動に熱心という風に見えたかもしれませんが,それは誤解です。 たしかに今現在の自分にとっての優先順位において高い方に位置づくのは事実ですが,あく…

再課程認定の場合わけ(1)における「シラバス」「業績書等」の提出パターン,詳細に見ていくとよくわからない

これまで提供してきた,以下の場合わけについてです。 shinnji28.hatenablog.com (1)「新規事項及びコアカリキュラムが策定された事項」の場合 (2)「新規事項及びコアカリキュラムが策定された事項以外の事項」の場合 (3)(1)が(2)に干渉してくる場…

凡夫未満の自分がコトをなすにはどうすればよいのか

そもそも,自分は生来凡夫未満の人間でした。 たとえば,小3で九九が満足に言えませんでした。 そこから,両親が心配して強制的に勉強をさせられる毎日が始まりました。 具体的には,教師である父の宿題が毎日出て,それに答える日々でした。 このような生活…

京私教協2017年度第2回勉強会の補足について

shinnji28.hatenablog.com こちらの勉強会に参加いただいたみなさま,ありがとうございました。 一部補足させていただきます。 私は報告において,「シラバス」「業績書等」の提出パターンについて,次のように場合わけすればわかりやすいという提案をしまし…

京私教協 2017年度第2回教員免許事務勉強会で,教職課程再課程認定に関する報告の機会をいただきました

参加いただいた皆様,ありがとうございました。 お世話になってきた方からの,おそらく3年ぶりくらいのオファーということで,いつにもまして気合を入れたつもりです。 もしご不明な点がございましたら,いつでもお問い合わせください。 また,私にできるこ…

『大学行政管理学会誌』第21号,pp.66-79.に論稿を掲載いただきました

抜刷をご入用の方はご用命ください。 タイトル 小学校教師の資質能力に対する認識比較―採用段階の大学と教育委員会に着目して― 概要 小学校教師の資質能力に対する認識をめぐって,大学卒業程度にふさわしい汎用的な資質能力(「学士力」)と教師としての専…

野村康(2017)『社会科学の考え方―認識論、リサーチ・デザイン、手法』(名古屋大学出版会)を読了

標記の本を読了した。 本書で最も勉強になったのは,第Ⅰ部の「認識論」である。 特に,存在論の2つの立場(基礎づけ主義と反基礎づけ主義)と認識論の3つの立場――実証主義(positivism),解釈主義(interpretivism),批判的実在論(critical realism)――の…