松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

2015-01-01から1年間の記事一覧

京都橘0-1尚志

駒沢で現地観戦してきましたが,負けてしまいました。 お互いにほぼノーチャンスだったと思いますが,後半途中から11番の堤原翼選手が入ったあとの攻撃には迫力がありました。 負けてしまったことは残念ですが,毎年出てくれるので,毎年関係のみなさまに…

年末の風物詩である『プロ野球戦力外通告2015―クビを宣告された男たち』を見ている

「このままでは,結婚式を無職で迎えてしまう」 厳しい世界やなしかし。 実力だけではなく,運も必要な世界なんだろうと想像する。 プロ野球では,自分より年下の選手が平気でクビになる。 「年俸が高いハイリスク・ハイリターンだから当然」という向きも当…

川﨑剛著『社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで』(勁草書房)を読了

博士後期課程の先輩にすすめられて読みました。 表紙の裏にはこういうことが書いてあります。 政治学,社会学,経済学といった社会科学では,論文の「型」があいまいで,大学でもきちんと教えられていない。本書では,北米の大学で長年研究生活をおくってい…

☆祝☆広島大学高等教育研究開発センターウェブサイトが仮復旧!!!

苦節1年? おめでとうございます!!!rihe.hiroshima-u.ac.jp

『FDの実践的課題解決のための重層的アプローチ(大学教育学会課題研究報告書(2012~2014年度))』(2015年12月1日)(研究代表者:佐藤浩章)を拝読した感想①―国立大学職員と私立大学職員の,職務意識上の差異とはなんだろうか?―

会員には届いているであろう標記の報告書を,遅ればせながら読了した。 私はこの報告書について何ら有益なコメントを残せる立場にはないのだが,最後に掲載されている総括座談会「これまで10年のFDとこれから10年のFD」に職員とFDのかかわり方についてさまざ…

1年以上,1日1記事を書き続けてわかったこと

一定の期間で一定の成果を残すということ 昨年の11月から,1日も欠かさず記事をあげています。 ただし,これは「毎日書いている」ということではありません。 まとめて書いて投稿したり,あと忙しすぎて書けなかった4月上旬は,事後的に投稿したこともありま…

年末年始にやっておくべきこと

昨日が仕事納めだった。 たくさんのことが山積みになっているので、この年末年始に片付けねばならぬ。 メモ的にまとめておきたい。•研究購読のレポートが11月末〆切だったのにやっていない。これをやる •たまっている英語文献を読む。これは自身の研究課題に…

チャリティーサンタ(大阪支部)のボランティアに参加してきた

昨日は仕事を休んで、チャリティーサンタというボランティアに参加していた。詳細はググッていただきたいのだが、要するに、子どもたちのご家庭にサンタが(ご家庭から預かった)プレゼントをお持ちする代わりにチャリティー金をいただき、それをまた子ども…

Between(2015年12月-2016年1月号)特集:広がる成長支援の担い手~「職員」の力を生かす~を読んで―教員,職員,高度専門職といった身分アプローチの限界―

先日,標記の特集を拝見した。 感じたのは,「教員,職員,高度専門職といった身分アプローチの限界」である。 求められているのは,「仕事アプローチ」ではないか,という風に思った。 「あなたは教育者である」と「私は教育者ではない」の根っこは同じ た…

シンポジウム等で録音をしている人

シンポジウム等で録音をしている人をしばしば見かける。 先日の課程認定説明会でもそうであったし,全私教協等でもそうである。 机があれば録音機器を置いている人もいるし,机がなければポケットに入れている人もいる。 ところで,このような状況というのは…

教職課程認定事務担当者説明会の内容報告

【お願い】 以下の記述は,平成27年度のものです。 平成28年度の詳細は,こちらをご覧ください。(2017.2.12追記) kakichirashi.hatenadiary.jp (2017.2.12追記)メモ程度ですが,もし参考になりそうならご覧ください。 あくまでも私のメモですので,内容…

教職課程認定事務担当者説明会@昭和女子大学

人見記念講堂というところで開催されました。 初めて伺いましたが、いいところでした。知らなかったけど、音響設備が有名なホールみたいです。 内容については、また明日…

クラブワールドカップを見に来ました

なんとかサンフレッチェの後半から見られました。 リーベルのサポが新横浜の駅で大合唱しててすごかった… いまから決勝見ます。

教員養成改革の動向について(文部科学省からの情報提供)

昨日,兵庫県下の6大学で実践している大学間連携共同教育推進事業「教員養成高度化システムモデルの構築・発信」における,兵庫県教員養成高度化システムモデル開発会議(第4回)に参加していました。 この会議は当該事業の最高意思決定機関とさて,委員は…

「お前はthinkばかりでdoがない」

これは,高校生のときにお世話になった先生に言われた言葉である。 さらに,この前段階として,「高校生のときから変わっていない。悪い意味で」という言葉もあった。 それがちょうど,3年ほど前の話である。 以来,とにかくdoを気にしてきた。果たして自分…

中途採用の職員が力を発揮しやすい大学の状態

近年ではさまざまな大学で職員の中途採用を行っている。 今日は,中途採用の職員が,どういう状態を備えた大学であれば力を発揮しやすいのか,ということを考えてみたい。 なお,ここではあくまでも他の職種から転職してこられた方を対象とし,前職も大学職…

【御礼/スライド公開】教職課程認定にかかわる実務と課題-阪神地区私立大学教職課程研究連絡協議会2015年度第3回課題研究会―

shinnji28.hatenablog.com 標記の会での報告が先ほど終わりました。 たくさんの方にお越しいただき,感謝申し上げます。 スライドを以下に公開します。 ご意見,ご感想等お待ちしております。 → sanjyuumatsu@gmail.com 教職課程認定にかかわる実務と課題 fr…

【ご案内】2015年度大学職員フォーラム「今後の大学職員の役割と課題―大学職員における『高度専門職』の議論をめぐって―」

標記の会についてご案内します。 2014年度は登壇者としてお招きいただいたのですが,そのまま気づいたら世話人になっておりました。 にもかかわらず,全然準備にも貢献できず,当日も大学院があっていけないので,せめて宣伝に貢献しようと思います。 ぜひお…

『教職課程認定申請の手引き』の変更点―「​平成28年度開設用」から「平成29年度開​設用」へ―

担当のみなさまのお手もとには,既に届いていようかと思うこの冊子。 以前バージョンの変更点を記事にしました。 shinnji28.hatenablog.com一定の需要があるようなので,今年も記事にしたいと思います。 色がクリームイエローからサーモンピンクに変わりまし…

前置きなしに本題に入りたい

大学行政管理学会で分科会を企画してから3か月がたった。shinnji28.hatenablog.com 終了後に、「今は君たちのような進学者が組織に必要なことをおもんぱかっている状態だ。そうではなくて、本来は組織も<何が必要か>を用意しないといけない。そうじゃない…

大学院進学動機に潜む「学校歴」社会の末路

社会人として大学院に通っていると,わりと真面目に「学歴ロンダリングをしようという気持ちもあったのですか?」と聞かれる。学歴ロンダリングというのは,大学院進学時に学部卒の「学校歴」(具体的には学部入試の難易度であり,より端的にいえば偏差値)…

プレゼンに練習はいらない

プレゼンの練習はしていない。 シミュレーションは脳内でするが,リハーサルはしない。 基本的にぶっつけ本番である。 こんなことでは,「いつかとんでもない失敗を犯すのではないか」と思ってきたが,今のところなさそうである(と,自分では思っている)。…

プレイヤーとオーディエンスの違い

プレイヤーとオーディエンスの違いについて,ときどき考えている。何かをしたいと思ったとする。 オーディエンスは,「何かをするには,まだこれが足りない」と言う。 あるいは,人のやったことに対して「もっとこうすべきである」と言う。 「上司がダメだ,…

米国の高等教育におけるアクレディテーションは,ラーニングアウトカム(ズ)をどのように測定しているのか―高等教育基礎論Ⅳ(制度研究):丸山文裕先生の課題から―

◇講読文献 福留東土(2009)「米国におけるアクレディテーションのアウトカム評価」羽田貴史・米澤彰純・杉本和弘編著『高等教育質保証の国際比較』(東信堂),pp.239-264.◇内容 この論稿では,米国の高等教育におけるアクレディテーションが,いわゆるラー…

絹川正吉著『「大学の死」、そして復活』(東信堂)を読了―大学への愛情を感じた—

とんでもなく骨太な本を読んでしまった,というのが端的な感想である。 このような場でコメントを書くのは憚られるが,もっとも印象に残ったのは第2章「大学教育を語る」における「特色GP」の紹介である。 特色GPというのは,「特色ある大学教育支援プロ…

「一般教育」はどこへ行ったのか?―「教養教育」との関係から見る理論的混乱――大学教育論特講(内容と方法):佐藤万知先生の課題から―

◇購読文献 今回は以下の文献を購読し,「一般教育」「教養教育」の用語の理論的混乱を概観した。 ・絹川正吉(2015)「Ⅰ.「教養教育」を問う」『大学の死、そして復活』(東信堂),pp.4-86.「大学の死」、そして復活作者: 絹川正吉出版社/メーカー: 東信堂…

読了した文献(36)

◇丸山文裕(2013)「2 高等教育への公財政支出の変容」広田照幸・吉田 文・小林傳司・上山隆大・濱中淳子編『大学とコスト―誰がどう支えるのか」(岩波書店),pp.49-76. ◇杉谷 祐美子(2011)「第1部 一般教育から教養教育へ 解説 混迷する教養教育と高校教…

吉村作治著『それでも君は大学へ行くのか』(TBSブリタニカ)を読了

「大学生亡国論―なめるな,学生!ワセダの吉村,吠える!!」という帯がこちらの本,有名なのかもしれませんが読んだことがなかったので,今回読んでみました。 基本的にはダメな大学生をダメだダメだとdisっている本で,目次はこんな感じです。 第一章 こん…

山崎豊子著『華麗なる一族(上)(中)(下)』(新潮文庫)を読了

いやーやはり山崎豊子作品は面白いですね……。 妻妾同衾生活を送る阪神銀行頭取,万俵大介。 万俵コンツェルンの閨閥結婚のために暗躍する元子どもたちの家庭教師,現愛人の高須相子。 貴族の娘として,閨閥結婚として万俵大介のもとに嫁入りした寧子。 阪神…

仕事とプライベートはわけられるのか?

結論から言うと、難しいのではないかと考えている。 自分は無理であるということに途中できづいた。 働き始めた頃は、仕事とプライベートをいかにわけるか、ということをすごく気にしていて、仕事はあくまでも生活の手段であり、プライベートとは完全に切り…