松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19.  なお,以下のnoteは今後も更新する可能性があります.https://note.com/smatsumiya/(2024.8.1.追記)

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題⑫私が実施したい主体的な学習教育―「教職課程の学生同士による学びあい」(ブラッシュアップ版)―

島先生ご担当回のラストでした。 2015.7.16高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題⑫私が実施したい主体的な学習教育―「教職課程の学生同士による学びあい」(ブラッシュアップ版)―M156296 松宮 慎治1.主体的な学習の大きな枠組み(前回と同じ) 『IDE現代の高…

東京アカデミーの教採模試を学生と一緒に受けてみた結果―松宮カップのその後、とりあえず論作文の内容をさらしますー

以前、学生と一緒に東京アカデミーの模試を受け、結果をランキング形式にして掲示する「松宮カップ」を行う、という宣言をしました。 実際に行ったのですが、余裕がなくてまだ掲示できていません。 完全にタイミングを逃しました。今は学生にとって大事な時…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題⑪私が実施したい主体的な学習教育―「教職課程の学生同士による学びあい」―

島先生ご担当回の2回目でした。 大きな枠組みを踏まえてから、企画案を考えようというオファーでした。2015.7.9高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題⑪私が実施したい主体的な学習教育―「教職課程の学生同士による学びあい」―M156296 松宮 慎治1.主体的な学習…

加納学先生「自分が理解できているかどうか確認するには,そして完璧に理解するには,自分で解説を書いたり,人に教えたりするのが有効」

加納学先生が、論語を引用して以下のようなツイートをされていました。独り言22)論語にも有名な章句があるよね.「子曰.由,汝に之を知ることを誨えんか.之を知るを之を知ると為し,知らざるを知らずと為す.是れ知るなり」と.自分が理解できているか…

<自撮り>の社会学―急いで消費される今この瞬間

自撮りという言葉ができたのは、おそらく携帯電話で写真が撮影できるようになってからだと思います。 今はスマートフォンですが。 要は、手持ちのデバイスで手軽に撮影できると。それで自分を撮影するという行為が自撮りです。 自撮りは、私の世代にとっては…

中原淳先生のブログ「丸投げドン的キャリア教育」から考える仕事における丸投げ

中原先生の記事 以下の中原先生の記事を拝見しました。 NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「小一時間で、内容お任せ、お手間はとらせない出前講義」という名の「丸投げドン的キャリア教育」!?この記事は、企業の方が学校関係…

2015年6月の自己投資額

◆総計 101,486円◇複写(計:5,102円) 6/2 5,102円◇交通費(計:50,900円) 6/5 10,180円(神戸から広島) 6/8 10,180円(広島から神戸) 6/13 10,180円(神戸から広島) 6/14 10,180円(広島から神戸) 6/21 10,180円(神戸から広島)◇宿泊費(計:16,854円…

大学院関連のご報告(2015.6)

月1で学内の関係者に配信している報告です。◇2015年6月 6月5日(金)広島泊 6月6日(土) 8:45~17:50 高等教育基礎論Ⅱ(比較・歴史的研究):黄福涛先生ご担当回受講@広島 6月7日(日) 10:30~16:10 高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究):大膳司先生ご担当回…

読了した文献(26)

◆清水睦美・内田 良(2009)「研究レビュー 質的研究の10年―『教育社会学研究』を中心に―」『教育社会学研究』第48集,pp.103-121. ◆山田浩之(2010)「信頼と不信―錯綜する教師へのまなざし」『教育社会学研究』第86集,pp.59-74. ◆株式会社内田洋行教育総…

高等教育アドミッション論特講(学生募集と入学基準の社会学)最終レポート 高校と大学の接続の実態と今後の課題(中間報告)―先行研究レビューによるAO入試の検証(仮題)―

7月5日に実施された大膳先生の講義で提出した課題です。 最終レポートの中間報告ですね。2015.7.5高等教育アドミッション論特講(学生募集と入学基準の社会学)高校と大学の接続の実態と今後の課題(中間報告) ―先行研究レビューによるAO入試の検証(仮題)…

高等教育アドミッション論特講(学生募集と入学基準の社会学)課題②中井浩一(2007)「第5章 国大協と文科省」『大学入試の戦後史―受験地獄から全入時代へ』(中央公論新社),pp.152-178.

7月5日に実施いただいた大膳先生の集中講義における課題です。 第1回は5月30日(土)だったのですが、全私教協の仕事で休んだので、初出席となりました。2015.7.5高等教育アドミッション論特講(学生募集と入学基準の社会学)課題②M156296 松宮慎治以下の文…

高等教育アドミッション論特講(学生募集と入学基準の社会学)課題②中井浩一(2007)「第5章 国大協と文科省」『大学入試の戦後史―受験地獄から全入時代へ』(中央公論新社),pp.152-178.

7月5日に実施いただいた大膳先生ご担当講義の課題です。 2015.7.5高等教育アドミッション論特講(学生募集と入学基準の社会学)課題②M156296 松宮慎治以下の文献を拝読し、「記述内容紹介(要旨作成)」と「疑問や感想の提示」を行いました。 購読文献 中井…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)課題⑤山田浩之(2010)「信頼と不信―錯綜する教師へのまなざし」『教育社会学研究』第86集,pp.59-74.

佐藤先生ご担当回の1回目の課題です。 同級生とチームで作成しましたが、自分の担当した部分だけを公開します。2015.7.3高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究):佐藤先生ご担当回M●●●● ●●●● M156296 松宮 慎治以下の文献を購読し、①論文の研究課題と調査手法、結…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題⑩私が実施したいキャリア教育―市場原理を学ぶためのアプリ開発競争―

島先生ご担当回の2つめの課題です。 2015.7.2高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 課題⑩私が実施したいキャリア教育―市場原理を学ぶためのアプリ開発競争―M156296 松宮 慎治1.問題と目的 『IDE現代の高等教育』第521号を参考に、大学が用意する既存のキャリア教…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究)課題⑨私が実施したい体験型学習―バングラデシュの学校における教職体験―

島先生ご担当回の課題です。 IDE Vol.530【体験型学習の可能性】2011年5月号を読み、「私が実施したい体験型学習」というオファーでした。 単に読むのではなく、枠組み思考で読みなさい、という示唆に富んだ講義でした。 体験学習の構造(枠組み)、たとえば…

読了した文献(25)

◆小方直幸(2015)「第1章 大学教育の組織的実践の視角と小学校教員養成という文脈」『大学教育の組織的実践―小学校教員養成を事例に―』(高等教育研究叢書129),pp.1-17. ◆村澤昌崇(2015)「第2章 小学校教員養成を担う大学の特性」『大学教育の組織的実…

読了した文献(24)

◆矢野眞和(2006)「なぜ,大学に進学しないのか―顕在的需要と潜在的需要の決定要因」『教育社会学研究』第79集,pp.85-104. ◆藤村正司(2009)「大学進学における所得格差と高等教育政策の可能性」『教育社会学研究』第85集,pp.27-48. ◆竹内 洋(1995)「…

『情熱大陸』からオファーをいただき、あえて断るという野望。

2年ほど前にもう卒業してしまったのだが、とある学生がみんなの夢を大きな布に書いてもらい、張り出すというイベントをやっていた。 教務にも来て「なんか書いてくださいよ」と言われたので、今さら夢でもないだろと思ったのだが、せっかく頑張っている学生…

このサイトでアクセス数の多い記事(2015.6.22時点)

私はこのブログにGoogle Analyticsを導入しています。 このことから、記事ごとのアクセス数が確認できます。 6月22日時点で、次のようになっていました。 上位10記事ですね。 1. 松宮慎治の憂鬱 13,644(30.16%) 2. 『教職課程認定申請の​手引き』の変更点―「…

【再掲】大学改革研究会10周年記念企画(近畿地区研究会共催) 「大学改革における職員の役割 ~私たちの今後を考える~」開催のご案内

企画担当者からの依頼を受け、以下のとおり再掲します。 私は参加できませんが、もしよかったらお越しください。―――――――――――――大学改革研究会10周年記念企画(近畿地区研究会共催) 「大学改革における職員の役割 ~私たちの今後を考える~」開催のご案内初…

堀江貴文著『我が闘争』(幻冬舎)を読了

標記の本を読了しました。 私にとって堀江さんというのは、時代の寵児とあがめられたのちにいっきに犯罪者として奈落の底に叩き落されたという、そういうところを働く一歩手前の大学生の時代に見ていたという存在で、 「やっぱり目立ちすぎると潰されるんだ…

藤沢周平著『竹光始末』(新潮文庫)を読了

初夏ということで、しばらくは読書週間を頑張りたいと思います。 ものすごく久しぶりに藤沢周平を読みました。 数年ぶりとかそういうレベルだと思います。 好きなんですけど、暗いんですよね~。収録作品は、以下のとおりでした。 ・竹光始末 ・恐妻の剣 ・…

Inboxがめちゃくちゃ使える

私はgmailを使っているのですが、Inboxというアプリがめちゃくちゃ使えます。 iPhoneにデフォルトで入っているメーラーよりはるかにスムーズに、サクサク動きます。 来たメールには即返信という主義をとっている私には、非常に便利です。 めちゃくちゃ使える…

小柳和喜雄/久田敏彦/湯浅恭正編著『新教師論―学校の現代的課題に挑む教師力とは何か』(ミネルヴァ書房)を読了

標記の本を読了しました。 章立ては以下のとおりです。 第1部 教師に求められる専門性と力量に関する論議のコンテキスト 第 1章 今,求められる教職の専門性 第 2章 教師教育の質保証と職能開発 第2部 教師に求められる専門性と力量のエレメント 第 3章 教師…

浅田次郎著『一路(上)(下)』(中央公論社)を読了

浅田次郎の新作を読みました。 と、思ったら新作じゃなかった… NHKでドラマ化されるために、文庫が書店の目立つところに並んだみたいですね。 父の休止によって、参勤交代を差配する御供頭の役を旧に継がなければならなくなった主人公の物語です。 浅田次郎…

佐久間裕之編著『教職概論』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を読了しました。 目次は次のとおりです。 はじめに 第1章 教職の意義 第1節 教職とは 第2節 「聖職者論」から見た教職の意義 第3節 「労働者論」から見た教職の意義 第4節 「専門職論」から見た教職の意義 第5節 教職を取り巻く現状と課題 第2章 教…

高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究)課題⑧中間レポート 教育と研究の「葛藤モデル」は棄却できるか?

村澤先生、渡邊先生、大膳先生オムニバス科目の中間レポートです。 2015.6.16高等教育基礎演習Ⅰ(実践研究) 中間レポート教育と研究の「葛藤モデル」は棄却できるか?M156296 松宮慎治1.はじめに これまでのIDEの特集中で自身も関心をもったのが大学教員の…

大学職員ライフを楽しむ3つのコツ

7月に入り、たとえばこの4月に大学職員になった方の中には、「この仕事つまらないな」とか、「モチベーションがさがってきたな」という感じの方がおいでかもしれません。 そういった方(あるいは、長年大学職員として働いているが、いまいち仕事にコミット…

高等教育基礎論Ⅰ(社会学的研究)課題④-7 自由課題「大学受験の成功/失敗体験は就職後の自己評価に持ち越されるのか」

大膳先生ご担当回集中講義におけるラスト課題です。 「高校生の大学進学をめぐる課題」を自由設定し、論文執筆を仮定した研究計画を策定しました。 2015.6.14大学受験の成功/失敗体験は就職後の自己評価に持ち越されるのかM156296 松宮慎治1 問題意識 わが…

意識高い系?

かつて『意識高い系という病』という本が流行したが、最近になって再度「意識高い系」という言葉が聞かれるようになった気がしている。 これは著者の常見陽平さんご自身がおっしゃっていたことだと思うが、意識が高いことが問題なのではなく、意識だけ高くて…