松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

ご案内:公開研究会「社会科学の計量分析再考:“説明”の評価と解釈に関する数理的開発と検証」(2022.9.21(水)午後)【Zoom】

以下のとおりご案内です。よろしければお越しください。

近年、社会科学の計量分析において、因果推論(Causal Inference)ブームが生じていることは、皆さんもご存じだと思います。この因果推論ブームをきっかけとして再考を迫られているのが、これまで我々が半ば慣習的に行ってきた計量分析のあり方です。本公開研究会の母体となる科研JP22K18591(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22K18591/)では、今後数年に渡ってこの問題を学際的に議論していきたいと考えております。
そこで、この課題の議論の手がかりとして、昨年『社会学』を執筆され、「社会学とは何か」「計量社会学とは何か」を考察されてきた筒井淳也先生(立命館大学)をお招きし、社会学における計量分析について講演頂きます。本講演を踏まえて、経済学・心理学・因果推論等々の各専門の方々からコメントを頂くことで、これまで(暗黙のうちに)因果推論以外の目的として用いてきた計量分析は何をしており、今後どのように用いていく必要があるのか、またどのような研究が必要となるのか等々の問いについての議論を展開したいと思っております。
ご関心のある方のご参加をお待ちしております。

9月21日(水)開催 2022年度公開研究会(オンライン開催)『社会科学の計量分析再考:“説明”の評価と解釈に関する数理的開発と検証』 | 広島大学高等教育研究開発センター