松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

働きながら大学院に行くことがこんなにもしんどいとは思わなかった

今日は振休を利用して広島に向かう新幹線の中、スマホからこのブログを更新しようと思う。
今日は修士論文の2次審査がある。
今年度中に、3次審査と最終審査があって、学位が授与されるというプロセスである。
不出来な学生なので、先生方にご迷惑をかけつつ、なんとかやってきた。

ところで、働きながら大学院に行くことがこんなにもしんどいとは思わなかった。
とりあえず行ってみるべき、行けばわかるさ的な考えもあると思うが、正直万人にオススメできる行為ではないと思う。
独身の私ですらそうなのだから、仕事だけでなく、家庭もあって大学院に行っている人なんて、どのようにして調整しているのか理解不能であり、もはや人間ではないのではないかと思う。

ストレートマスターと比較したときのメリットは、問題意識が自分の中から湧き上がりやすい、という点にある。
既に働いている人は、毎日が問題解決にむけた葛藤になるからである。
ストレートマスターにはそれがないので、どうしても大学院入学以前の問題意識から引っ張ってくるしかなくなる。
しかし、社会人の場合は圧倒的に時間が足りない。
時間が足りないので、自分の時間を削るしかない。
ときにそれは睡眠時間を削ることだ。
自分は長く寝ないといけないタイプだから、睡眠時間を削ることには抵抗が大きい。
しかも、睡眠時間を削って出てくるものが、削らなかったときよりもいいわけがない、ということは頭では理解している。
それでも、しょうがないのだ。最後はそこしかなくなる。
ということで、とてもしんどい。
どこかで回復させなければならないが、その時間を見つけるのも大変だ。
たまに時間ができると、死んだように一日中寝てしまうのだ。

もちろん、いいこともある。
広島に来たことによって、高等教育界隈のことに、ハード面でもソフト面でもアクセスしやすくなった。
前者では、普通にアクセスすると3千円くらいとられる論文がタダだったり、日本で1番の情報調査室(多分、ここにない=もう日本にはない、ということ)のスタッフの方に支援いただける。
後者も重要だ。広島に所属しているだけで、最先端の研究者に、仲間意識的なものを持っていただいた上で、接することができる。
この、虎の威を借る狐状態からどのように脱却できるか、というのも自分の重要なテーマである。

何を言いたいのかわからなくなってきたが、とにかく疲れている。
今日の報告が終わったら、せめて代表戦でも見て寝よう。