松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

2016-01-01から1年間の記事一覧

【ご案内】広島大学高等教育研究開発センター平成29年度学生募集について

以下のとおり募集されています。 rihe.hiroshima-u.ac.jp

手持ちのカード(選択肢)が増えるのはいいことばかりではない

以下の記事を拝見した。 kakichirashi.hatenadiary.jp こちらで書き散らし氏が指摘するように,手持ちのカードを増やすということは重要である。 手持ちのカードが増えるということは選択肢が増えるということで,選択肢が増えるということは自分で決められ…

『教職課程認定申請の手引き』の主な変更点―「平成29年度開設用」から「平成30年度開設用へ」

既に学内外に公開したものの転載で恐縮です。 なお,この一部については他大学の方に添削いただいています。 重要そうな変更を赤字にしました。 表紙 ・色がサーモンピンクからスカイブルーに変更 目次 ・「変更届等の提出要領及び提出書類の様式」の「(1…

元永知宏著『期待はずれのドラフト1位――逆境からのそれぞれのリベンジ』(岩波ジュニア新書)を読了

標記の本を読了した。 ジュニア新書なので,漢字にルビが振ってある。 期待はずれのドラフト1位がそこからどう人生を歩んだか,がドキュメンタリーとして追われている。 最も印象に残ったのは,自身の記憶にも残っている的場寛壱選手(1999年阪神タイガース…

ルイ•レテリエ監督作品『グランド•イリュージョン』を視聴

標記の作品を視聴した。 マジックの演出がすごすぎて、ちょっと酔ってしまった。 とりあえず派手な映画だった。グランド・イリュージョン (字幕版)発売日: 2014/03/20メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見る

教員養成関連三法が成立

以下のとおり,教員養成関連三法が成立しています。 年初の『馳プラン』どおりで進むことになりました。 www.nikkei.com 教育委員会が独自に行っている教員研修を、文部科学相が新たに定める指針を参考に実施することを柱とする改正教育公務員特例法など、教…

谷崎光著『日本人の値段ー中国に買われたエリート技術者たち』(小学館)を読了

随分前に購入した標記の本を読了した。 端的にいえば、日本メーカーの技術者が中国に高額年俸で引き抜かれ、技術が流出する実態を追ったドキュメンタリーである。 自分にも技術者の友人がいるので、身につまされた。 機会があれば意見を聞いてみたい。日本人…

垣根涼介著『迷子の王様—君たちに明日はない5—』(新潮文庫)を読了

標記の本を読了した。 このシリーズは,リストラ請負人の物語で以前から読んだことがあったのだが,2004年から続いていたとは知らなかった。迷子の王様: 君たちに明日はない5 (新潮文庫)作者: 垣根涼介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/10/28メディア: …

2016年度大学職員フォーラム「SDにおける個人・現場と組織の関係を考える-政策としての『SDの義務化』を受けて-」が開催されます。

以下のとおり開催されます。 ぼくはこの会に2014年度に呼んでいただいてから,世話人をしてます。 もしよろしければお越しください。 申し込みはこちらから ⇒ http://www.bekkoame.ne.jp/ha/shes/#KOKUCHI 今回,自身は大学院の集中講義で参加がかないません…

大正大学にお邪魔しました

ブログをサボっていてすみません。 例によって、後付けで1日1記事をリカバリーします(もはやなんのためにそんなことをやっているのかわからなくなってきましたが…)。 今日は業務外の所用で大正大学にお邪魔しました。 今年度2回目ですが、前回は日曜日だ…

好きな仕事につくのではなく、ついた仕事を好きになりたい

唐突ですが、就活の思い出話です。 ぼくが就職活動をしたのは2006-2007年にかけてで、リーマンショック前の好景気でした。 特に金融機関はすごく積極的に採用活動をしていた印象です。 そんな中、学生時代終始ものぐさに過ごしてきたぼくは、どんな仕事をし…

T.J.ペンペル著,橋本鉱市訳『日本の高等教育政策―決定のメカニズム』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を読了した。 本書で最も勉強になったのは,第4章の「政治構造の本質」である。 ここでは,「官僚支配」の節が設けられていて,官僚の影響力がどのような形で敷衍するかということについて, 「諮問機関」「民間団体の地位低下」「立法過程と国会」…

読了した文献(47)

◇加藤淳(2013)「短期大学の教務窓口におけるヒューマンエラー報告システムの構築」『ビジネスクリエーター研究』4,pp.71-79. ◇木村弘志(2016)「大学職員調査の過去と未来―先行調査の整理・分析および、今後求められる調査の提案―」『大学アドミニストレ…

【ご案内】大学改革研究会 2016年度第5回ワークショップ開催のご​案内(11/26@京都文教大学)

元所属していた研究会のワークショップが以下のとおり開催されます。 もしよろしければどうぞ。ICTを用いて離れた場所でもチームワークを行うスキルが学べると思います。 大学行政管理学会会員 各位■配信者 大学改革研究会 代 表 山咲 博昭(関西大学) 副代…

スマホを変えに行ったら時間がかかりすぎた話

iPhoneの画面が割れていて、長年使ってきた5sなので7に交換をしに行った。 するとどうでしょう。 ぼくは単に機種変更をしに行っただけなのに、家でネットは何で繋いでるかとか、家族はどこの会社のと契約してるかといったアンケートをとられた上に、 「こう…

【ゆる募】ニットの虫食いを防ぐ方法

クローゼットにしまっているニットの虫食いに悩まされている。 既に何度も直してもらう羽目になった。 今は、ムシューダを複数置いている。 冬が近づいてきたので、急にこの問題を思い出した。 面倒や……。

週末の全私教協研究交流集会には行きます

今週末、九州女子大学、九州共立大学に会場をお借りして行われる全私教協の研究交流集会には伺います。 委員を拝命している教職課程運営部会が開催されるので、そちらと併せて出席ということになります。 来られる方いらっしゃいましたら、またご挨拶させて…

勤務先である神戸学院大学が,事務職員(既卒・第二新卒・任期付A)の採用情報を掲載しました

もし関心があれば,どうぞ。 第二新卒の募集をかけたのは,私の知る限り初めてだと思います。 事務職員採用情報 | 教職員採用 | 神戸学院大学shinnji28.hatenablog.com

ウディ・アレン監督『ミッドナイト・イン・パリ』を視聴

標記の映画を視聴した。 この映画は,パリにあこがれるハリウッドで比較的売れっ子な脚本家が主人公である。 その主人公が,あこがれる対象である1920年代のパリにタイムスリップする話。 とにかく映像が美しいし,話の展開もシンプル。すごくよかった。ミッ…

「息抜きに見ている」と言っていただける件について

昨日京都地区の免許事務勉強会に参加させていただいたわけだが、何人かの方に「息抜きに見ている」と言っていただけて、非常にありがたい思いである。 さしたる特技もなく、凡庸未満の自分の記事など読んでいただいたところで得るものは少ないと思うが、せめ…

最近の自分の生活はバランスを崩しすぎではないかと思っている

昨日深夜まで仕事をし、帰宅をしてシャワーも浴びず電気をつけたまま寝落ちしてしまい、朝起きて明日のゼミのための勉強をしようと思っていたら洗濯機を回しつつ再び寝てしまい、午後から行われる京滋地区の教員免許事務勉強会@同志社に向かう新快速の車内で…

教員免許状更新講習の大学にとっての利用可能性

先日来,教員免許状の更新講習の大学にとっての利用可能性について考えていた。 ①FD/SDとしての利用可能性 講師となる大学教員にとっては,相手が現役の教師であるから,普段の学生を対象にした講義等とは当然色々と違ってくる。 総じて意欲的であり,分散は…

浅田次郎著『天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト』(集英社文庫)を読了

前から購読していた,盗人のシリーズだが,今回は出色だった。 特に表題作となっている最後の「ライムライト」がすごい。 チャールズ・チャップリンが日本に来たときのようすを描いているのだが,チャップリンの作品に「ライムライト」というものがあるとは…

日本高等教育学会編『高等教育研究第14集―高大接続の現在』(玉川大学出版部)を読了

昨日に引き続く第2弾だが,ご紹介するならこちらかな?という気がしている。 編者は同じ荒井克弘先生だし,多様な論点が紹介されているので。 特に刺激的だったのは,中村高康先生の論稿「高校生のローカリズムと大学進学―高大接続のもう一つの論点―」(pp.4…

荒井克弘・橋本昭彦編著『高校と大学の接続―入学者選抜から教育接続へ』(玉川大学出版部)を読了

学内の先生に高大接続に関する参考文献を紹介することになり,自身も不勉強であったので読了した第1弾がこちらである。 このような本を拝読していると,自身が経験したセンター試験の「5教科7科目化」が既に歴史的事実になっていることを実感する。 「5教科…

山田礼子著『学びの質保証戦略』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を拝読した。 最後に用語集もつけてくださっていて,(ぼくのような人間にも)わかりやすい。 学習成果と質保証を鍵として,アメリカを中心としながら多様な戦略,プログラム,制度が紹介されている。学びの質保証戦略 (高等教育シリーズ)作者: 山田…

久々に広島に来たら,カープ一色だった

約1か月ぶりに広島に来ている。 これだけ来なかったのは,大学院に入学してからたぶん初めてではなかろうか。 久しぶりに神戸から移動してみると,移動するだけで結構体力を消耗していることに気づく。 だが,自分はメンタルが弱いので,できるだけその場に…

他人がしている自分の噂なんてどうでもいいんですよ

他人がしている自分の噂なんてどうでもいいんですよ。 そんなものは気にしないことです。 あなたの噂をしている人は,あなたにとって本当に大切にしたい人ですか? たぶん,そんなことはないと思います。 誰かがあなたの噂をしているとしましょう。 ひょっと…

サルでもわかる改正免許法案等のポイントと今後の検討課題

既に学内等には報告したところですが,せっかくなのでこちらでもまとめておきます。 あくまで私見なので,丸々盲信いただくと困るなのですが,「まあ,こんなもんじゃないですかね」という程度でとらえてもらえれば幸いです。 いつも思うことですが,こうい…

改正免許法関連のいくつかの情報を確認してみた

・「教育公務員特例法等の一部を改正する法律案」の閣議決定 http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2016/kakugi-2016101801.html・法案の衆参両院での受理 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DC1B7E.htm・今後のスケジュール…