松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

2016年度大学職員フォーラム「SDにおける個人・現場と組織の関係を考える-政策としての『SDの義務化』を受けて-」が開催されます。

以下のとおり開催されます。
ぼくはこの会に2014年度に呼んでいただいてから,世話人をしてます。
もしよろしければお越しください。
申し込みはこちらから ⇒ 
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/shes/#KOKUCHI
今回,自身は大学院の集中講義で参加がかないません。
しかし,特に友人の榎並くんとこのような形でご一緒できることを嬉しく思います。
彼とは,大学1年生のときに一緒にミルクせんべいを売っていました。
以下引用です。

近年、大学のガバナンス改革をめぐる議論が中教審等で進められており、その議論の関連として教職員の資質向上も問われてきています。その象徴と言えるものが、いわゆる「職員の能力・資質を向上させるための研修(SD:スタッフ・ディベロップメント)の義務化」です。
大学設置基準等の改正により、2017年4月からSDの実施が各大学に義務付けられました。こうした政策的・一律的な方向付けは、各大学における組織的なSDの普及・推進をもたらすことが期待される一方、組織的なSDは、ともすれば形式的であったり、上からの一方向的なものになったりすることが懸念されます。多様な個人・現場の状況とかみ合わないSDによる成果は、限られたものとなりかねません。
今回の大学職員フォーラムでは、個人・現場と組織の関係に焦点を当てて、個人の内発的なSDや現場の自己開拓的なSDが生成する条件は何か、またそうした活動と組織のより良い関係はどのようなものかを考えたいと思います。

◆開催日時:2017年1月7日(土) 13:30~17:00(於:YIC京都工科大学校・5階252教室)
◆基調報告:横田利久さん(関西国際大学事務局長)
SDという用語が現れる以前から、自ら成長の途を重ねてきたご自身の経験や知己の方々に関する知見から、SDに関するご自身の考え及びSDの義務化に関する考えを基調講演としてお話いただきます。
事例報告①:鶴田弘樹さん(名城大学経営本部秘書室室長)、檜森茂樹さん(名城大学MS-26推進室課長)
 組織的として大きな方向性を持った上で、自発的なSDを推進する制度・文化づくりを行なっている大学として、実施側(鶴田さん)から組織としての考えをお話いただくとともに、受け手側(檜森さん)からは支援される側としての実体験や考えなどをお話いただきます。
事例報告②:岡田雄介さん(龍谷大学学長室課長)、進藤弘樹さん(同教学部)、原田正誓さん(同学長室)
大学の組織的な研修プログラムとは別に、「龍谷未来塾」という自発的な研修プログラムを立ち上げた意図や具体的な取り組みなどについてお話をしていただきます。
事例報告③:榎並基仁さん(追手門学院大学財務課)
 組織における「OJTでの成長」とは違った大学のミッションを若手職員が主体的に捉え、その一環として学生とのイベントの協働を通して、どのような成長が図られているのかお話いただきます。
◆コーディネーター:中元 崇さん(京都大学企画・情報部情報推進課)
◆参加費:一般参加2000円(大学職員ジャーナル第19号【最新号】を謹呈)。
高等教育研究会の会員は無料(個人会員と団体会員【京滋私大教連加盟大学組合の組合員】が対象)
※情報交換会(17時半~)の参加費は別途徴収(会員・非会員問わず3500円)。
◆申込方法:別紙の参加申込書に「氏名」「ご所属」「ご連絡先」「一般参加または会員参加の別」「情報交換会の参加または不参加の別」をご記入の上、2016年12月26日(月)までにお申し込み下さい。(先着35名まで)
◆問い合わせ・申し込み先:高等教育研究会事務局(担当:佐々江)
Tel:075-415-0962、fax:075-415-1093、email:shes@ha:bekkoame.ne.jp