松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

平成28年度教職課程認定等に関する事務担当者説明会で聞くべきこと

明日昭和女子大で開催される課程認定の説明会に関連して,職場の参加する同僚向けに作ったものです。
もしよろしければ,ご笑覧ください。
こういった機会にご挨拶したい方も多くいらっしゃるのですが,私は今回参加しません。
ご容赦ください。

①全体を通して
 最も大切なことは,集中して聞くべきところとそうでないところを分ける,ということです。分け方のポイントは,その情報が既知(既にどこかで公開されている)か未知(未だどこでも公開されていない)か,という点です。集中して聞くべきところは,当然のことながらその場で初めて明かされる,未知の情報です。
 既知情報と未知情報は,たとえば次のように考えることができます。
 【既知(既にどこかで公開されている)情報】
  ・『手引き』に掲載されていること
  ・政策文書やそれに準じる刊行物,もしくは改正法で明記されていること
 【未知(未だどこでも公開されていない)情報】
  ・再課程認定申請の具体的なプロセス,たとえば教員審査をどのように行うか等
 上記のことから言えるのは,未知情報を入手するためには,既知情報を予め詳細に把握しておかなければならない,ということです。そうでないと,全てが未知情報に聞こえてしまいます。既知情報としては,少なくとも最新の『手引き』の内容と改正法の動向を十分に把握しておく必要があります。既に『手引き』の変更点や改正法のポイント等の形で,既に配付してきたところですので,これらに十分目を通してから参加してください。

②制度改正について
【既知情報】
・改正免許法の内容は明らかにされました
・また,おおまかなスケジュールについても,『馳プラン』どおりに進んでいます
【未知情報】
・施行規則の内容がまだわかっていません。また,施行規則がいつ示されるのかも,明確にはされていません(おそらく3月頃ではないかと思われますが・・)
・「教職課程コアカリキュラムの在り方に関する検討会」の審議結果がいつ,どのように制度に反映されるかも明らかではありません。森山先生は来年の6月頃に検討結果を示すと仰っていますが,それだと施行規則に反映されない可能性が高いので,制度上どのような効力を持ちうるか不明です

③教職課程認定申請手続に係る留意事項について
【既知情報】
・2017年度申請,2018年度審査,2019年度新課程スタートです(馳プランどおり)
【未知情報】
・再課程認定申請の具体的プロセスは,全く明らかではありません。おそらくは次年度に何度か全国で説明会を行うものと思いますが,内容が現時点でどの程度決まっているのか,知る必要があります