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松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'15広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。Twitter : sanjyuumatsu,e-mail : sanjyuumatsu@gmail.com

手持ちのカード(選択肢)が増えるのはいいことばかりではない

以下の記事を拝見した。 kakichirashi.hatenadiary.jp こちらで書き散らし氏が指摘するように,手持ちのカードを増やすということは重要である。 手持ちのカードが増えるということは選択肢が増えるということで,選択肢が増えるということは自分で決められ…

『教職課程認定申請の手引き』の主な変更点―「平成29年度開設用」から「平成30年度開設用へ」

既に学内外に公開したものの転載で恐縮です。 なお,この一部については他大学の方に添削いただいています。 重要そうな変更を赤字にしました。 表紙 ・色がサーモンピンクからスカイブルーに変更 目次 ・「変更届等の提出要領及び提出書類の様式」の「(1…

元永知宏著『期待はずれのドラフト1位――逆境からのそれぞれのリベンジ』(岩波ジュニア新書)を読了

標記の本を読了した。 ジュニア新書なので,漢字にルビが振ってある。 期待はずれのドラフト1位がそこからどう人生を歩んだか,がドキュメンタリーとして追われている。 最も印象に残ったのは,自身の記憶にも残っている的場寛壱選手(1999年阪神タイガース…

ルイ•レテリエ監督作品『グランド•イリュージョン』を視聴

標記の作品を視聴した。 マジックの演出がすごすぎて、ちょっと酔ってしまった。 とりあえず派手な映画だった。グランド・イリュージョン (字幕版)発売日: 2014/03/20メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見る

教員養成関連三法が成立

以下のとおり,教員養成関連三法が成立しています。 年初の『馳プラン』どおりで進むことになりました。 www.nikkei.com 教育委員会が独自に行っている教員研修を、文部科学相が新たに定める指針を参考に実施することを柱とする改正教育公務員特例法など、教…

谷崎光著『日本人の値段ー中国に買われたエリート技術者たち』(小学館)を読了

随分前に購入した標記の本を読了した。 端的にいえば、日本メーカーの技術者が中国に高額年俸で引き抜かれ、技術が流出する実態を追ったドキュメンタリーである。 自分にも技術者の友人がいるので、身につまされた。 機会があれば意見を聞いてみたい。日本人…

垣根涼介著『迷子の王様—君たちに明日はない5—』(新潮文庫)を読了

標記の本を読了した。 このシリーズは,リストラ請負人の物語で以前から読んだことがあったのだが,2004年から続いていたとは知らなかった。迷子の王様: 君たちに明日はない5 (新潮文庫)作者: 垣根涼介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/10/28メディア: …

2016年度大学職員フォーラム「SDにおける個人・現場と組織の関係を考える-政策としての『SDの義務化』を受けて-」が開催されます。

以下のとおり開催されます。 ぼくはこの会に2014年度に呼んでいただいてから,世話人をしてます。 もしよろしければお越しください。 申し込みはこちらから ⇒ http://www.bekkoame.ne.jp/ha/shes/#KOKUCHI 今回,自身は大学院の集中講義で参加がかないません…

大正大学にお邪魔しました

ブログをサボっていてすみません。 例によって、後付けで1日1記事をリカバリーします(もはやなんのためにそんなことをやっているのかわからなくなってきましたが…)。 今日は業務外の所用で大正大学にお邪魔しました。 今年度2回目ですが、前回は日曜日だ…

好きな仕事につくのではなく、ついた仕事を好きになりたい

唐突ですが、就活の思い出話です。 ぼくが就職活動をしたのは2006-2007年にかけてで、リーマンショック前の好景気でした。 特に金融機関はすごく積極的に採用活動をしていた印象です。 そんな中、学生時代終始ものぐさに過ごしてきたぼくは、どんな仕事をし…

T.J.ペンペル著,橋本鉱市訳『日本の高等教育政策―決定のメカニズム』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を読了した。 本書で最も勉強になったのは,第4章の「政治構造の本質」である。 ここでは,「官僚支配」の節が設けられていて,官僚の影響力がどのような形で敷衍するかということについて, 「諮問機関」「民間団体の地位低下」「立法過程と国会」…

読了した文献(47)

◇加藤淳(2013)「短期大学の教務窓口におけるヒューマンエラー報告システムの構築」『ビジネスクリエーター研究』4,pp.71-79. ◇木村弘志(2016)「大学職員調査の過去と未来―先行調査の整理・分析および、今後求められる調査の提案―」『大学アドミニストレ…

【ご案内】大学改革研究会 2016年度第5回ワークショップ開催のご​案内(11/26@京都文教大学)

元所属していた研究会のワークショップが以下のとおり開催されます。 もしよろしければどうぞ。ICTを用いて離れた場所でもチームワークを行うスキルが学べると思います。 大学行政管理学会会員 各位■配信者 大学改革研究会 代 表 山咲 博昭(関西大学) 副代…

スマホを変えに行ったら時間がかかりすぎた話

iPhoneの画面が割れていて、長年使ってきた5sなので7に交換をしに行った。 するとどうでしょう。 ぼくは単に機種変更をしに行っただけなのに、家でネットは何で繋いでるかとか、家族はどこの会社のと契約してるかといったアンケートをとられた上に、 「こう…

【ゆる募】ニットの虫食いを防ぐ方法

クローゼットにしまっているニットの虫食いに悩まされている。 既に何度も直してもらう羽目になった。 今は、ムシューダを複数置いている。 冬が近づいてきたので、急にこの問題を思い出した。 面倒や……。

週末の全私教協研究交流集会には行きます

今週末、九州女子大学、九州共立大学に会場をお借りして行われる全私教協の研究交流集会には伺います。 委員を拝命している教職課程運営部会が開催されるので、そちらと併せて出席ということになります。 来られる方いらっしゃいましたら、またご挨拶させて…

勤務先である神戸学院大学が,事務職員(既卒・第二新卒・任期付A)の採用情報を掲載しました

もし関心があれば,どうぞ。 第二新卒の募集をかけたのは,私の知る限り初めてだと思います。 事務職員採用情報 | 教職員採用 | 神戸学院大学shinnji28.hatenablog.com

ウディ・アレン監督『ミッドナイト・イン・パリ』を視聴

標記の映画を視聴した。 この映画は,パリにあこがれるハリウッドで比較的売れっ子な脚本家が主人公である。 その主人公が,あこがれる対象である1920年代のパリにタイムスリップする話。 とにかく映像が美しいし,話の展開もシンプル。すごくよかった。ミッ…

「息抜きに見ている」と言っていただける件について

昨日京都地区の免許事務勉強会に参加させていただいたわけだが、何人かの方に「息抜きに見ている」と言っていただけて、非常にありがたい思いである。 さしたる特技もなく、凡庸未満の自分の記事など読んでいただいたところで得るものは少ないと思うが、せめ…

最近の自分の生活はバランスを崩しすぎではないかと思っている

昨日深夜まで仕事をし、帰宅をしてシャワーも浴びず電気をつけたまま寝落ちしてしまい、朝起きて明日のゼミのための勉強をしようと思っていたら洗濯機を回しつつ再び寝てしまい、午後から行われる京滋地区の教員免許事務勉強会@同志社に向かう新快速の車内で…

教員免許状更新講習の大学にとっての利用可能性

先日来,教員免許状の更新講習の大学にとっての利用可能性について考えていた。 ①FD/SDとしての利用可能性 講師となる大学教員にとっては,相手が現役の教師であるから,普段の学生を対象にした講義等とは当然色々と違ってくる。 総じて意欲的であり,分散は…

浅田次郎著『天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト』(集英社文庫)を読了

前から購読していた,盗人のシリーズだが,今回は出色だった。 特に表題作となっている最後の「ライムライト」がすごい。 チャールズ・チャップリンが日本に来たときのようすを描いているのだが,チャップリンの作品に「ライムライト」というものがあるとは…

日本高等教育学会編『高等教育研究第14集―高大接続の現在』(玉川大学出版部)を読了

昨日に引き続く第2弾だが,ご紹介するならこちらかな?という気がしている。 編者は同じ荒井克弘先生だし,多様な論点が紹介されているので。 特に刺激的だったのは,中村高康先生の論稿「高校生のローカリズムと大学進学―高大接続のもう一つの論点―」(pp.4…

荒井克弘・橋本昭彦編著『高校と大学の接続―入学者選抜から教育接続へ』(玉川大学出版部)を読了

学内の先生に高大接続に関する参考文献を紹介することになり,自身も不勉強であったので読了した第1弾がこちらである。 このような本を拝読していると,自身が経験したセンター試験の「5教科7科目化」が既に歴史的事実になっていることを実感する。 「5教科…

山田礼子著『学びの質保証戦略』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を拝読した。 最後に用語集もつけてくださっていて,(ぼくのような人間にも)わかりやすい。 学習成果と質保証を鍵として,アメリカを中心としながら多様な戦略,プログラム,制度が紹介されている。学びの質保証戦略 (高等教育シリーズ)作者: 山田…

久々に広島に来たら,カープ一色だった

約1か月ぶりに広島に来ている。 これだけ来なかったのは,大学院に入学してからたぶん初めてではなかろうか。 久しぶりに神戸から移動してみると,移動するだけで結構体力を消耗していることに気づく。 だが,自分はメンタルが弱いので,できるだけその場に…

他人がしている自分の噂なんてどうでもいいんですよ

他人がしている自分の噂なんてどうでもいいんですよ。 そんなものは気にしないことです。 あなたの噂をしている人は,あなたにとって本当に大切にしたい人ですか? たぶん,そんなことはないと思います。 誰かがあなたの噂をしているとしましょう。 ひょっと…

サルでもわかる改正免許法案等のポイントと今後の検討課題

既に学内等には報告したところですが,せっかくなのでこちらでもまとめておきます。 あくまで私見なので,丸々盲信いただくと困るなのですが,「まあ,こんなもんじゃないですかね」という程度でとらえてもらえれば幸いです。 いつも思うことですが,こうい…

改正免許法関連のいくつかの情報を確認してみた

・「教育公務員特例法等の一部を改正する法律案」の閣議決定 http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2016/kakugi-2016101801.html・法案の衆参両院での受理 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DC1B7E.htm・今後のスケジュール…

【ご案内】広島大学高等教育研究開発センター第44回研究員集会「大学運営におけるリーダーシップ」

あまりに直近で恐縮ですが,ご案内します。 もしよろしければ,お越しください! 以下,広島大学高等教育研究開発センターfacebookからの転載です。 高等教育研究者・関係者の皆様いよいよ研究員集会の日が迫って参りました。 すでにHP等でお知らせしており…

閣議決定ってなんすか

閣議決定なるものの意味がわからず,勉強不足を痛感している。 法的拘束力はないものの,閣僚の全会一致なので事実上省庁は行動を統制される,って感じですかね? もしここで突然選挙して,政権与党が交代すれば,閣議決定されたことも反故になりうるみたい…

【速報】教育職員免許法等の改正について

標記の件について、本日閣議決定がなされ、改正されることがほぼ決まりました。 具体的には、「教育公務員特例法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されたということです。 http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2016/kakugi-2016101801.html 免許法では、…

(お願い)「「私立大学等改革総合支援事業」の影響に関する調査」へのご協力について【11/15までトップに掲載】

以下のとおり,調査票を発送させていただいております。 私立大学業界全体に還元できるよう努めますので,ぜひともご協力いただければ幸いです。 この調査は2013(平成25)年度から開始された「私立大学等改革総合支援事業」の影響についてお伺いするもので…

規制や罰則強めたところで,長時間労働やハラスメントはマシにならないのでは?

言うまでもなく,仕事でいやなことがあったときの対策は,さっさと訴えて,訴えても改善されないなら,退職して別の職場に行くことだ。 でも,長時間労働で消耗したり,ハラスメントにあって力を失っていたりする人には,既にその力がなくなっている。 した…

電通社員の自死とその労災認定に寄せて

標記のニュースを拝見して,気分が沈んでいた。 この理由はなんとなく自分でもわかっていて,亡くなった方のツイッターを見てしまったからだろう。 また,自分のフォロワーは教育関係者が多いので,議論というか,この件に関する意見交換が結構なされて,深…

ブログ記事を修正しました―再課程認定申請のスケジュールの誤りに関するお詫び―

以下のブログ記事を修正しました。 shinnji28.hatenablog.com 理由は,再課程認定申請のスケジュールが間違っていたからです。 正誤は,次のとおりです。 誤:課程認定大学は2017年度に再課程認定申請書を提出,審査を受け,2018年度から新課程がスタートす…

中原淳監修,脇本健弘・町支大祐著『教師の学びを科学する―データから見える若手の育成と熟達のモデル』(北大路書房)を読了

こちらもそうなのだが,結構前に読了した。 こちらは,東大の中原先生とそのお弟子さんのグループが,横浜市教育委員会と一緒に実施した包括的な実証研究である。 研究を,必ず実践の場に戻す,そして実践からまた課題を受けて,研究するということに対する…

村松岐夫著『地方自治』(東京大学出版会)を読了

随分前に標記の本を読了した。 初版が1988年と古いのだが,めちゃくちゃ勉強になった。 端的にいえば,中央-地方の政府間関係を一方的なコントロール-被コントロールの関係としてではなく,相互依存関係として再定義したところに本書の意義があって,この研…

薬丸岳著『刑事の約束』(講談社)を読了

標記の本を読了した。 以前拝読した『天使のナイフ』が面白かったので。 shinnji28.hatenablog.com なので,短編集を買ってみたけど,正直言うと『天使のナイフ』の方が面白かった・・刑事の約束 (講談社文庫)作者: 薬丸岳出版社/メーカー: 講談社発売日: 20…

教員の養採研一体改革関連法案 10月中旬提出の意向

先日,標記のタイトルのニュースを見ました。 出所は,ウェブ版の『教育新聞』です。内容は以下のとおり。赤字は松宮が入れました。 自民党の文科部会が9月29日に開かれた。教員の養成・採用・研修の一体的な制度改革を実行する関連法案の概要説明が行われた…

【ご案内】全私教協の研究交流集会について(11/5土)

11月5日に,全私教協の研究交流集会が九州共立大学さんで開催されます。 加盟校には既に連絡が行ったことと思います。 私も部会の委員会があるので参加します。 お越しになる方は,その際ご挨拶させてください。 www.zenshikyo.org

桐谷ヨウ著『仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれていないんだ、私は』(ワニブックス)を読了

標記の本を読了した。 「天才恋愛コラムニスト」の桐谷ヨウ氏の著作であるが,彼はネット上では「ハーレンファイト」の名前で活動している。 ところで,ぼくはなぜこの本を買ったのだろうか? 全く覚えていない。病んでいるのかもしれない。仕事ができて、小…

佐藤雅昭著『なぜあなたは論文が書けないのか』(メディカルレビュー社)を読了

シリーズモノである標記の本を読了した。同じく,涙なしには読めない。 10頁目に,冒頭から, 論文作成に労力を費やした末,中途半端になって嫌な思いをするくらいなら,いっそのことスパッと潔くやめるべきだ というド正論が示されていて,やはり涙なしには…

佐藤雅昭著『なぜあなたの研究は進まないのか』(メディカルレビュー社)を読了

某所で知った標記の本を読了した。 端的にいえば,行き詰っている人にアドバイスをくれる本である。 自己啓発本と一緒で,「こんなもの読んでいるヒマがあったらやりなさい」ということは思わないでもない。 しかしながら,さすがに自己啓発本とは違っていて…

志水宏吉編『「力のある学校」の探究』(大阪大学出版会)を読了

標記の本を読了した。 「力のある学校」というのは,主としてアメリカに端を発する学校効果研究や,「効果のある学校」を日本の文脈で上積みしたものである。 本書で一番刺激的だったのは第12章「学校効果の新たな分析手法の確立に向けて」(川口俊明)であ…

時間を積めば実力が伸びるという誤謬

「1年目で仕事を覚えて…では遅い」 以下のブログを拝読した。 kakichirashi.hatenadiary.jp こちらで述べられていることは,端的にいえば,変化の激しい現代では,その部門に参画したら仕事を即覚えるのは当然であって,その上で1年目だろうがなんだろうが…

井上理津子著『さいごの色街 飛田』(新潮文庫)を読了

とんでもない作品を読んでしまった。 まさしく渾身のルポルタージュである。さいごの色街 飛田 (新潮文庫)作者: 井上理津子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/01/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る

大学の教務課の態度はなぜ悪いのか?—マイケル・リプスキー著,田尾雅夫訳『行政サービスのディレンマ—ストリート・レベルの官僚制』(木鐸社)を読んで―

標記の本を読了した。 この本を読もうと思ったのは,直接的には以前二宮先生(茨城大学)のブログを拝見したことによる。 現在非公開になっているので拝見できないのだが,内容としては,大体次のようなものであった*1。 ・大学の教務課や学生課の対応が問題…

記事を一部修正しました

以下の記事は,著作権上の問題があると判断して,一部修正しました。 ご迷惑かけました。 shinnji28.hatenablog.com

大学行政管理学会第20回定期総会・研究集会@慶應義塾大学三田キャンパスのようすをトゥギャりました

2年連続,2回目です。 来年あたり,ハッシュタグが公式として冊子の表紙に載ってもよいのではないでしょうか。 togetter.com