松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

スコット.W.リチャード(河野昭三・板橋慶明訳)(1998)『制度と組織』(税務経理協会)を読了

本書は,社会学的新制度主義について,先行研究(経済学,政治学社会学の各新制度論の差異)→理論的背景→現代の制度理論→経験的研究→有効性の検討→今後の方向性の順に展開して論じたものである。
ただし,独自のオリジナリティがあるかというと,微妙かもしれない。
70年代~90年代の社会学的新制度主義の研究を,網羅的にまとめたところに価値がありそうである。

制度と組織

制度と組織