松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'17広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻修了,そのまま後期課程在学中。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。

真夏に読みたい傑作ホラー小説5選

中学生のときはホラー小説が好きで、よく読んでいました。
具体的には、「角川ホラー文庫」という背表紙が黒いシリーズを中心によく読んでいました。
ホラー小説には、あたりもはずれもあります。
そんな私がおススメできる傑作ホラー小説を5つ選びました。
傑作はやはり有名になるので、ご存じのものも多いと思いますが。おすすめです。

第5位 瀬名秀明著『パラサイト・イヴ』(新潮文庫

パラサイト・イヴ (新潮文庫)

パラサイト・イヴ (新潮文庫)

著者の瀬名秀明さんは、薬学の博士の学位をとられています。
この作品は、そうした背景を踏まえて、高度な専門知識がちりばめられた結果、リアリティがすごいことになっています。
具体的には、「ミトコンドリア遺伝子」がテーマで、事故死した妻を細胞から蘇らせるが、このミトコンドリア遺伝子が増殖・反乱し、人々に攻撃を始めるというストーリーです。

第4位 中井拓志著『レフトハンド』(角川ホラー文庫

レフトハンド (角川ホラー文庫)

レフトハンド (角川ホラー文庫)

この作品はいわゆる「ウイルスもの」。
空気感染する架空のウイルス「レフトハンドウイルス」がテーマです。
「レフトハンドウイルス」に感染すると、左腕が暴れ出してちぎれ、本人は死亡し、左腕が独立した生命体として生き始める、というとんでもない物語です。

第3位 新津きよみ著『女友達』(角川ホラー文庫

女友達 (角川ホラー文庫)

女友達 (角川ホラー文庫)

美女の女性を主人公として、醜い女とのゆがんだ友情を描いた物語です。
醜い女は美女にあこがれて、いろいろと美女から教えてもらいます。
美女も最初はそれに優越感を感じていたのですが、醜い女がじょじょに「自分の真似」をしはじめます。
たとえば、持っているものや服装など。
そして、少しずつ自分のようにきれいになりはじめます。そのことに恐怖を覚えるという、人間の心理の機微を上手に利用した作品です。

第2位 貴志祐介著『黒い家』(角川ホラー文庫

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

保険金殺人を題材に、「サイコパス」の存在を描いた作品です。
良心をもたない存在としての「サイコパス」がいかに恐ろしいか、非常にうまく描いています。

第1位 鈴木光司著 リングシリーズ

何も言いません。
多くの人は、読んでも『リング』だけ、せいぜい『らせん』までじゃないでしょうか。
『リング』『らせん』『ループ』の順番で全て読むことをおすすめします。
これはどっちかっていうともう哲学に近い領域だと思います。

リング (角川ホラー文庫)

リング (角川ホラー文庫)

らせん (角川ホラー文庫)

らせん (角川ホラー文庫)

ループ (角川ホラー文庫)

ループ (角川ホラー文庫)