中学生のときはホラー小説が好きで、よく読んでいました。
具体的には、「角川ホラー文庫」という背表紙が黒いシリーズを中心によく読んでいました。
ホラー小説には、あたりもはずれもあります。
そんな私がおススメできる傑作ホラー小説を5つ選びました。
傑作はやはり有名になるので、ご存じのものも多いと思いますが。おすすめです。
第5位 瀬名秀明著『パラサイト・イヴ』(新潮文庫)
- 作者: 瀬名秀明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: 文庫
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この作品は、そうした背景を踏まえて、高度な専門知識がちりばめられた結果、リアリティがすごいことになっています。
具体的には、「ミトコンドリア遺伝子」がテーマで、事故死した妻を細胞から蘇らせるが、このミトコンドリア遺伝子が増殖・反乱し、人々に攻撃を始めるというストーリーです。
第4位 中井拓志著『レフトハンド』(角川ホラー文庫)
- 作者: 中井拓志
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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空気感染する架空のウイルス「レフトハンドウイルス」がテーマです。
「レフトハンドウイルス」に感染すると、左腕が暴れ出してちぎれ、本人は死亡し、左腕が独立した生命体として生き始める、というとんでもない物語です。
第3位 新津きよみ著『女友達』(角川ホラー文庫)
- 作者: 新津きよみ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1996/12
- メディア: 文庫
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醜い女は美女にあこがれて、いろいろと美女から教えてもらいます。
美女も最初はそれに優越感を感じていたのですが、醜い女がじょじょに「自分の真似」をしはじめます。
たとえば、持っているものや服装など。
そして、少しずつ自分のようにきれいになりはじめます。そのことに恐怖を覚えるという、人間の心理の機微を上手に利用した作品です。
第2位 貴志祐介著『黒い家』(角川ホラー文庫)
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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良心をもたない存在としての「サイコパス」がいかに恐ろしいか、非常にうまく描いています。
第1位 鈴木光司著 リングシリーズ
何も言いません。
多くの人は、読んでも『リング』だけ、せいぜい『らせん』までじゃないでしょうか。
『リング』『らせん』『ループ』の順番で全て読むことをおすすめします。
これはどっちかっていうともう哲学に近い領域だと思います。
- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1993/04/22
- メディア: 文庫
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- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/11/28
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- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/09/08
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