松宮慎治の憂鬱

タイトルは友人が考えたもので,某アニメのことはわかりません。

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MATSUMIYA,Shinjiにマシュマロを投げる | マシュマロ

山崎茂明(2007)『パブリッシュ・オア・ペリッシュ:科学者の発表倫理』(みすず書房)を読了

本書は,科学者の研究不正について,具体的な事例を交えながらその構造を論じたものである。
そもそも,パブリッシュ・オア・ペリッシュという言葉はいったい誰が使い始めたのかを調査することから始まり,
(1)はぜ発表倫理が問題になるのか
(2)発表倫理はどのようにして破られたのか
(3)発表倫理が破られる圧力は,何によって生まれるのか
(4)発表倫理を確立するためにはどのようにすればよいのか
の4点について,具体例を交えつつ平易な言葉で論じられている。
IFの誤用の解説が面白い。
具体的には,
①IFが,ときとしてその定義が全く理解されることなく,あたかも研究者個人の評価指標であるかのように用いられていること
②IFを上げようと思えば,直近2年間の論文の自己引用をひたすら繰り返せばよいこと
③雑誌の側も,①や②を受けて,IFを上げることに喜びを感じることがあること
などが述べられている。

パブリッシュ・オア・ペリッシュ―科学者の発表倫理

パブリッシュ・オア・ペリッシュ―科学者の発表倫理

羽田貴史(2019)『大学の組織とガバナンス(高等教育研究論集第1巻)』(東信堂)を読了

本書は,2000年代前半から2010年代中盤までの筆者の各種論稿を加筆・修正して所収したものである。
その対象は,高等教育をめぐる組織,政策,制度改革,マネジメント,大学団体,大学職員とかなり幅広く,それら幅広い対象を,組織とガバナンスの観点からまとめあげようと試みられている。
筆者自身がそう書いているように(p.293),テーマの終着点は第1章に表現されている。
第1章では,ガバナンス・マネジメント・リーダーシップという3つの鍵概念を提示し,これらが日本の高等教育では混用されていると指摘する。
そして,組織論にもとづかない「特定のトピックに沿った命題を繰り返す特徴がある」(p.9)と喝破する。
こういうことが流行しているから,大学も対応しなければならない,的な思考はある種のイデオロギーですよ,高等教育研究者はきちんと勉強しましょうねというメッセージを感じ取った。
第1巻ということだが,続編はどのようになるのだろうか。(本書だけでも,広範なテーマについて論じられている。この感じで何巻まで出すのだろう。。)

大学の組織とガバナンス (高等教育研究論集)

大学の組織とガバナンス (高等教育研究論集)

第1回私立大学職員おしゃべりカフェについて

以下のとおり開催します。ぜひ気軽にお越しください。

日 時:2019年7月5日(金)19:00-21:00
対 象:
・私立大学の職員という仕事につきたい大学生
・私立大学の職員という仕事につきたいというほどではないけれど,興味関心のある大学生
・就職活動に悩んでいる大学生
内 容:
 参加者の方と,現役の私立大学職員がカフェでおしゃべりするだけです。
参加の方法:
 (1)sanjyuumatsu@gmail.com へ,お名前と参加希望の旨を連絡いただく
 (2)数日前に,いただいた連絡先へ会場(リアル店舗のカフェ,梅田付近を予定) をお送りする
 (3)会場で好きにしゃべる
お待ちするメンバー:
 榎並 基仁(追手門学院大学財務課,2008年入職)
 松宮 慎治(神戸学院大学教務センター,2008年入職)

榎並くんと私は大阪教育大学の同級生です。
以前から,この仕事をもっと多くの方に知ってもらえないかなという問題意識が共通していて,今回,このようなイベントを考えてみました。
ぜひ気軽にお話ししましょう。
が,実際来ていただけるかどうか,私たちもわかっていません。
仮にエントリーがなければ中止し,仕切り直す予定です。ど うぞお気軽にお越しください。
(立場上,おのおのの勤務先の選考に関する具体的な質問等は受けられないかもしれません)

[謝辞]
イベントを計画するにあたり,「公務員キャリアデザインスタジオ」(https://kcds.jimdo.com/)のみなさまには貴重なご助言をいただきました。
上記のイベント自体,「公務員おしゃべりカフェ」を真似したものです。
記して感謝申し上げます。

2019年5月に読了した小説,評論,エッセイ,漫画

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

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場を支配する「悪の論理」技法

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捏造の科学者 STAP細胞事件 (文春文庫)

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2019年度河合塾グループIRセミナー「大学教職員のための初歩からのIRワークショップ」【2019/07/06 (土) @東京】

河合塾グループ様とのコラボです。もしよろしければお越しください。
kawaijuku-group-irsemiar201907.peatix.com

2人の大学生が仕掛ける至高の25年秘蔵酒プロジェクト「才媛ノ誉」

日々統計分析をご指導いただいている中尾走さんの後輩のクラファンです。
残り9時間のようなので,日本酒好きな方はぜひ。
www.makuake.com