標記の本を読了した。
本書は,障害者をめぐる日常生活における制限が,心身の機能ではなく,社会的障がいから生じるという,医学モデルから社会モデルへの転換を前提とした上で,法曹が種々のケースをQ&A方式で解釈を述べたものである。
差別解消法による合理的配慮は大学にとって努力義務であるが,大学という組織の特性上,多様性に配慮した積極的な支援が求められると考えているが,そのための勉強になった良書であった。
Q&A障害者差別解消法――わたしたちが活かす解消法 みんなでつくる平等社会
- 作者: 野村茂樹,池原毅和
- 出版社/メーカー: 生活書院
- 発売日: 2016/04/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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