標記の本を読了した。
本書は,社会学の方法,概念構成(ミクロ社会学,メゾ社会学,マクロ社会学),命題構成(メカニズム,トレンド)の3部建てで,社会現象を分析するための「力」を提供しようとするものである。
項目としては70あり,それぞれが2ページから4ページにコンパクトにまとまっているので,辞書的に読むのが良いかもしれない。
また,「これも社会学に位置づくのか」という概念枠組みがいくつかあったのも印象的である(たとえば帰納と演繹など)。
- 作者: 友枝敏雄,浜日出夫,山田真茂留
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る