松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

高田里惠子(2006)『文学部をめぐる病い:教養主義・ナチス・旧制高校』(筑摩書房)を読了

標記の本を読了した。
本書は,教養主義ナチス旧制高校東京帝国大学独文科などをキーワードに,ドイツ文学者を中心とした文学研究者のメンタリティを描いたものである。
自分にはやや難解であったが,ドイツ文学者が戦中・戦後にどのような葛藤の渦中にあり,いかなる役割を果たした(果たそうとした)かがテーマであったと理解した。

文学部をめぐる病い?教養主義・ナチス・旧制高校

文学部をめぐる病い?教養主義・ナチス・旧制高校