松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

片山悠樹・内田良・古田和久・牧野智和編(2017)『半径5メートルからの教育社会学』(大月書店)を読了

標記の本を読了した。
本書に通底しているのは学校で当然と考えられていることを問い直す(「教育の「当たり前」を問い直す」)ことである。
テーマとしては初等中等教育を基点としつつ,大学への進学(学力)やいじめ,少年犯罪等,学校や若者を取り巻く身近な(まさに半径5メートルの)ものを取り上げている。
大学生を主要な対象と想定されているが,教育社会学の主要概念が個々のテーマとともに平易な表現で解説されており,大変勉強になった。

半径5メートルからの教育社会学 (大学生の学びをつくる)

半径5メートルからの教育社会学 (大学生の学びをつくる)