松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

教員免許状更新講習では,受入れ予定の定員だけではなく,実際の受入れ人数も公表してほしい

kakichirashi.hatenadiary.jp
こちらの記事を拝読しました。
かなり手厳しいことを書かれています。

もし、現職教員が定員超過により講習を受講できず失職した場合、訴訟を起こされる可能性はあるのでしょうか。その場合、被告は国なのか、文部科学省なのか、都道府県教育委員会なのか、講習開設機関なのか、どうなるのでしょうか。一人一人の職業人生がかかった制度であるにも関わらず、その安定性や将来性は非常に不安定だと感じています。このような状況にあって講習開設機関にできることは、多様な講習を開講し、1人でも多くの受講希望者を受け入れ、適切に講習を運営することでしょうね。

こちらでお示しのように,教員免許状更新講習の制度で最も重要なのは,「数」であるとぼくも思います。
もちろん内容も大事ですが,1に数,2に数,3,4も数で,5に内容,というレベルで数が重要です。
来年の受講予定者数がかなり多いことを見越して,自身の勤務先では今年度の人数を今までで最高にしました。その前の年も,過去最高でした。
変遷としては,のべ人数は500名強→1,200名弱,1,200名強と,まず自分が担当するようになった最初の年に倍以上にし,あとは横ばいという感じでしょうか。
現在はウェブ申し込みの予算要求を検討していますが,これも少しでも数を増やすためです。
なぜ「数」が最重要かというと,そもそも受講できなければ身分を更新できないからです。更新できない=失職,です。という至極シンプルな論理です。
その上で,自分の大学の「貢献度」みたいなものを算出したいのですが,現在の情報の公開状況では,募集定員しかわかりません。
実際の受入れ状況を公表すれば,その大学がその地域においてどの程度貢献しているのかわかります。ですので,公表をずっと望んでいます。