松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

なしたいコトと原体験(2)橘紳士

shinnji28.hatenablog.com
このホームカミングデーに参加した当時の自分は,職場でイヤなことがありすぎて毎日「辞めたい」と思っていました。
しかし,過去の自分に笑われている気がしたこの日から,スイッチを入れることに決めました。
具体的には,仕事で「圧倒する」ことを求め始めました。
ところで,大学職員という仕事を10年近くやってきて思うのは,少なくともこの業界において,なんであれ特定の分野でほぼトップになることは,そう難しくないということです。
具体的には,裾野には多くの人がひしめき合っているが,少し努力して山を登れば全然ライバルがいなくなるイメージです。
その過程で気づいたのは,以下の4つです。

(1)そもそも,皆そういう意識で働いているわけではない。むしろ,総合職としての異動があるから,特定の分野に精通することへのネガティブイメージすらある(だから簡単である)
(2)大抵の人は,チャンスを与えられてもスルーする(フットワークの軽さが重要である)
(3)分野のトップかどうかは,自分ではなく市場が決める(自己評価はさして重要ではない。自分のモチベーションのコントロールに使うだけ)
(4)自分の強みが何か(1流の人の力を借りることや,2~3流の能力を平均的に掛け合わせること)

その上で,さらに「明らかに難しい」と思える場に身を置いて,さらに成長する必要性を感じていたので,大学院に行ったという流れです。
そして,「普通そこまでやらんやろ」という意味で,博士後期に進学したということになります(自分の中では,修士の延長的な感覚もあるけれど)。