GWに実家で読んで,実家に置いて帰った。
はっきりと書いてはないが,どう考えてもこの舞台夕張やろ…と思った。
財政破綻しそうな北海道の町をめぐる物語。
本省から来た情熱的な官僚に煽られてUターンする若者と,それを冷めた目で見る親。
突然町が映画の舞台になったり(しかし,それが先鋭的なスプラッター映画で,最終的に町の人に避難されたり),
中国人のお嫁さんを中国からもらう人がいたり,など。面白かった。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2016/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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