消滅というか,縮小改組というんでしょうか?
ちなみに,現在の構成は次のようになっています。
カッコ内は入学定員です。
教養学科
◇人間科学専攻(55)
◇文化研究専攻(65)
⇒日本・アジア言語文化コース
⇒欧米言語文化コース
⇒社会文化コース
◇数理科学専攻(40)
◇自然研究専攻(60)
◇情報科学専攻(40)
◇健康生活科学専攻(35)
◇スポーツ専攻(35)
◇芸術専攻(75)
⇒芸術学コース
⇒音楽コース
⇒美術・書道コース
※入学定員合計405
http://osaka-kyoiku.ac.jp/university/kikaku/student.html
赤字のところが私の在籍していたところで,学生数は20人と少しでした。
おそらくは3つのコースで3等分していたのでしょう。
コースの特徴は,簡単にいえば,入りやすい文学部みたいな感じです。
自分自身も入っていたゼミは近代日本文学でした。中国文学の先生もいました。
教員/学生比は覚えていませんが,1つのゼミの人数は最大でも5人でした。
したがって,ならすと3対1くらいの比率でしょうか。
ご存じのように2,3年前に国立大学に対して「ミッションの再定義」が求められた際,こうしたいわゆるゼロ免課程(教員免許状を取得するカリキュラムが卒業要件外に位置づけられているもの)は基本的に廃止することが決まっていました。
たとえば,ゼロ免課程をなくした教育大学もありますし,地方の国立大学は,ゼロ免課程を学部にしたりしました。
一方で,大阪教育大学はずっとゼロ免課程を維持していました。
これ一体どうするんや?と思っていたのですが,いよいよ答えが出たっぽいです。
教育創生学科(仮称)
◇教育心理学専攻(40)
◇健康安全科学専攻(35)
◇理数情報専攻(100)
◇グローバル教育専攻(75)
◇芸術表現専攻(50)
◇スポーツ科学専攻(50)
※入学定員合計350
shingaku.mynavi.jp
ん?笑
要するに定員を縮小したということでしょうか。
さらに,8つあった専攻を6つにしていますから,同時に教員の定員も減らされるのかもしれません。
とはいえ,今とどう変わるのでしょうか…。ちょこっと縮小したという風にしか見えません。
結局,ゼロ免課程は維持するということなのでしょうか?