松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

Amazonプライム・ビデオの衝撃、そしてTSUTAYAの終焉

Amazonプライム・ビデオの衝撃

Amazonプライム・ビデオ」をご存知だろうか。
http://www.amazon.co.jp/gp/press/pr/20150827
端的にいってこのサービスは、Amazonの「プライム会員」として年額3,900円を払えば、さまざまな映画が見放題になるというものであり、9月からスタートした。
私はもともと「プライム会員」であったのだが、この4月から社会人大学院生になったので「Amazon student」の資格を獲得した。
Amazon student」と「プライム会員」の利用できるサービスはたぶんほとんどイコールなので、私もこのプライム・ビデオが利用できたというわけである。
さっそくカテゴリわけされた映画を色々と探してみたのだが、たしかにプラスアルファの料金が必要なものもある。
しかし、無料のものも結構ある。
これはとんでもないサービスが現れたなと思った。

TSUTAYAの終焉

私は非常に映画が好きで、TSUTAYAには学生時代から大いにお世話になってきた。
ただ、ここ最近は少し足が遠のいていた(家の近くにあるんですけどね。それも勘案して家を決めてました)。
というのも、借りに行く手間と返しに行く手間が億劫だからだ。
もちろん、最近は郵送で返却することもできるようだし、配達するサービスもあるようだが、前者は1回は行かなければならないし、後者もなんだか面倒だ。
最悪返却を忘れたら、高額な延滞料金をとられる。
一方、プライム・ビデオはどうか。
動画はブラウザで見ることができるし、Fire TV Stickを買えばテレビの画面で見ることもできる。www.excite.co.jp
有料の映画もあるにはあるけど、見るのにお金がかかるのはTSUTAYAも同じ。
もうTSUTAYAを利用しなければならない必然性がない。
仮にTSUTAYAにしか置いていない映画があれば借りるだろうが、プライム・ビデオがどんどん発達していけば、近い将来TSUTAYAには全く行かなくてよくなるだろう。


レンタルレコード店に端を発するいわゆる「レンタルビデオ」サービスの系譜は、少なくとも40〜50年は幅を効かせてきたはずではないか。
テクノロジーは既存の価値観を破壊する。恐ろしい。