標記の本を読了しました。
シルバーウィークに祖父母宅で過ごすにあたって、岡山駅前の本屋で購入したうちのひとつなのですが、読み終わった感想は、「このタイトル、キラキラOLホイホイみたいでいやだなあ」ということ。
角田光代は直木賞受賞を契機に大学生の頃からよく読んでたんですが、本当に文章がうまくて、流れる音楽のようなのです。
「文章がうまい」なんて一流の作家に使う言葉ではありませんが、語彙が貧弱なもので。
とにかく文章がうまい作家というのは、音楽や絵画や映画のようにイメージが浮かぶ。
この作品もうまくて、素晴らしい内容でした。
それだけにこのタイトルと表紙のリード文は…笑
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/01/05
- メディア: 文庫
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