松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

教員免許状更新講習の受付を学生さんにお願いした結果

教員免許状更新講習が8月7日(金)に終わったのですが、当日17:00ジャストにホームページのトップにアップされるように以下の記事を書きました。

記事詳細 | イベント報告 | 神戸学院大学

【御礼】教員免許状更新講習にご参加いただきました先生方へ

 両キャンパスで今週の月曜日から実施して参りました、教員免許状の更新に必要な法定講習『教員免許状更新講習』が本日で終了しました。5日間でのべ544名の免許状をお持ちの先生方をお迎えすることができました。
 公務ご多忙かつ大変暑い気候の中ご足労いただきまして、まことにありがとうございました。また、多くの大学から神戸学院大学を選択いただきましたことについて、担当教職員一同深く感謝申し上げます。今回のことをご縁に、今後とも格別のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

なぜか日付が間違っていますが…。まあ、こういうことをやるorやらないはとても大きいと思っていまして、「誰でもできるけど、多くの人が面倒がってやらないことを忙しい中で歯を食いしばってやる」ということを意識しています。

まあそれはともかく、今回講習の受付を学生のボランティアにやってもらいました。shinnji28.hatenablog.com

結論から言うと非常によかったです。
指示していないことまで自律的にやってくれました。
教育的な効果云々というより、ふつうに戦力としてありがたかったです。
当たり前ですが、こういうのは突然「やってよ」とお願いしてやってもらえるものではありません。そんなんでうまくいくことはありません。
一年以上かけて丁寧に信頼関係を構築してきた甲斐がありました。
事後アンケートや反省会もしたので、その分析を今から初めて所属長に報告しますが、彼ら自身にとっても少しでも実のある体験になった(あるいは、これからなる)ことを願います。
その評価は彼らが決めることであり、自分には何ひとつ決められませんが、分析や予測はします。

次年度以降も継続した方がいいとは思いますが、自分が担当から外れても継続できるかどうかは、正直わかりません。
よく、その人がいなくてもまわる仕組みを、と言いますが、学生相手だとそれには必ず限界があります。
なぜなら、対学生というのは究極には人と人との関係性だからです。
人が交代したら、関係性も変わるのが当たり前です。
私としては、別に同じことをやってもらわなくてもいいので、スタイルとかプロセスはどうでもいい、担当者の性格にあった形でやってくれればいいので、「学生の成長のために、多くの機会をバラまく」という目的だけ維持してくれないかな、と願うばかりです。
形式的なことだけやって学生が伸びるなら、私もそうしますが、現実はそう甘くありません。
さらに、「こうしたら伸びる」という鉄則や最適解のようなものも当然ありませんので、できるだけ試行錯誤しながら、いろんな機会をバラまいて、それに乗っかりやすい後押しをする、ということを愚直に実行し続けるしかないと考えています。