松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

岡崎慎司の活躍が想像以上にすごい

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こちらの試合の録画放送を見ている。(8/19夜)
私はこの岡崎がゴールをした試合について、ありていに言えばネットで配信されたニュースや細切れな動画を見るだけに留まっていた。
しかしながら、フルで試合を見てみるとそのすごさがすごくわかる。
はっきり言ってすごすぎる。
先に言っておきますが私はサッカー素人ですし、プレーも下手です。
以下は単なるファン目線の非常です。

素直に告白すれば、私はかつて岡崎が嫌いだった。
なぜかというと理由は単純で、柳沢敦のファンだったからである。
柳沢敦にとってかわるように岡崎が台頭してきたわけでは決してないが、日韓、ドイツと2大会続いたフォワードとしてのワールドカップスタメンの座を結果的に奪ったのが彼であった。
かつての私の目に見えていた岡崎は言葉は悪いが「雑魚専」である。
ポストプレイが苦手なのに頑張ってポストプレイをしようとしたり、かと思えば裏抜けに走ったり、でもアジア相手にゴールを決めて数は稼ぐ、そんな風に見えていた。
一方柳沢の強みは、南米や欧州の強豪国からもバランスよくゴールをとっていること(自分の中では)であった。
しかしながら、2年ほど前から、「あれ?岡崎ってこんなにうまい選手やったっけ?」と思うことが増えてきた。
たとえば、かつてうまいとは言えなかったポストプレイもこなしてみたり、ヒールとか、ちょっと相手をズラすようなおしゃれなプレイなんかも見せるようになった。

そこにきてこの試合である。
狂犬のようにウェストハムの選手を追い回している。
なんとなく、ロンドンオリンピックの永井にフィジカルと決定力をさらにたくさん混ぜたみたいなイメージである。
ゴールも動画で見ると「すごい」といった程度のことしか思わなかったけど、実際にフルで試合を見てみると(見ようとしてみると)、これがいかにすごいかわかる。
しかも実は2点目も岡崎のパスが起点になっている。

仮にこのまま試合に出続けることができれば(多分、怪我さえなければレギュラーで出続けることになると思うが)、おそらく10点は決めるだろう。
いや、この際ここで予言しておこう。プレミアは試合数も多い。
リーグ戦だけでなくカップ戦も含めたら、最低15点は決めるだろう。
その場合、彼はプレミア上位~中堅クラスのチームにステップアップができるかもしれない。
日本人フォワードとしてこれはすごいことである。
もしかしたらしばらく、約20年くらいは現れないレベルのフォワードにはなっているだろう。