大場先生の授業なうです。
標記の件について、どういうことかというと、学位について国の認可を受ける必要がないということのようです。
大学自治(academic freedom)の表出のひとつのようです。
学位については、国の認可を受けないといけない日本とは大きく違いますね。
日本の場合は、学部設置の際に国に申請する必要があるだけでなく、「そんな名前の学位はダメ」といった具合に、修正を求められることすらありますので。
他のポイントとしては、英国の文脈ではchansellorは学長ではなく、名誉職としての総長をさすと。
で、vice-chancellorが学長であると。
viceだけど、それは名誉職としてのchansellorがいるのでそういう名前になっているということのようです。
また、英国でregistrarといったときには事務局長をさすが、アメリカでregistrarといったときには学籍管理者をさすと。
ただし、英国においても伝統的には学籍管理者の意だったようです。