松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

「学生の成長を促す職員~リフレクション活用事始め~」に参加申し込み

標記の研修会に申し込みました。大学コンソーシアム主催の第3回SDワークショップです。概要は以下のとおりです。

【日時】2014年12月20日(土)13:00~17:00

【話題提供者】京都文教大学教務課課長 村山孝道氏

【ワークショップコーディネーター】大学コンソーシアム京都専門研究員 川面きよ氏

【概要】近年、大學と地域との連携事業やラーニング・コモンズ等におけるピア・コミュニティーの運営など、学生スタッフと職員がともに活動する、いわゆる「学職協働」の機会が増えております。この「学職協働」に携わる職員には、事業の成功や円滑な活動の遂行だけでなく、ともに活動する学生の成長を支援するという使命が与えられています。その成長を促す効果的な手法として、リフレクション(振り返り)があります。今回の研修では、ワークショップを通じてリフレクションを体験し、リフレクションを活用した学生との協働の方法を考えていきたいと思います。

【会場】キャンパスプラザ京都 5階第2共同研究室

【参加費】加盟大学1,000円、非加盟大学2,000円

【定員】20名

第2回大学職員と高等教育政策/第3回学生の成長を促す職員 SDワークショップを開催します! | 公益財団法人 大学コンソーシアム京都

 

ところで、申込みをする際に、

<本ワークショップのテーマに関わって、解決したい課題とその理由について、簡潔に記載してください。なお、記載していただいた文章は、参加者相互に共有の上、当日のワークショップで活用いたしますので予めご留意ください。>

として、課題を書く必要がありました。私は次のように記載しました。

【課題の概要】(字数 400字程度を目安)

 教職課程の担当者として、教職を目指す学生同士の学び合いを促進することを試みています。具体的には、「教職教育サポート室」と「模擬教室」を基点に、小さい単位であっても学生同士がグループで学び合える環境を整え、免許教科(横)と学年(縦)を越えた繋がりを強化しようとしています。また、自大学だけでなく他大学の学生とも学び合うことを目指しています。こうした取り組みの成果として、学生が自主的に勉強会を作り、自ら活動を始めるようになりました。また、教職課程以外の仕事では、ピア・サポートに関する相談を学生から個別に受けています。

 しかしながら、こうした取り組みを個人として、ある種の名人芸的にやっているだけでは、いつか限界に到達すると予測しています。また、一定のスタンドプレーに陥りがちになり、周囲を巻き込んで行くことが難しくなるのではないか(「あの人だからできる」→「自分にはできない」論を喚起するのではないか)という不安を抱いています。

 以上の問題意識から、理論に裏付けられた学生支援を行いたい、そのためのトレーニングを受けたいと思って申し込みました。当日はよろしくお願いいたします。