松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

論文が機関リポジトリでオープンになっていました

下記論文,機関リポジトリでオープンになっていました. shinnji28.hatenablog.com よろしければこちらからご高覧ください. ir.lib.hiroshima-u.ac.jp

日々の業務を通して見える学生―10年間の経験から―

以下の文章は,4年前に高等教育研究会の依頼によって行った話題提供(2014年度「大学職員フォーラム」に話題提供者として呼んでいただきました - 松宮慎治の憂鬱)によるものです(原文は,『大学創造別冊大学職員ジャーナル』(第18号,pp.52-59., 2015年5…

論稿が出ました:「『グランドデザイン答申』を読む」『関西教職教育研究 』第3号,pp.46-51.

昨年度現所属の大学を退職された今西幸蔵先生が,組織された関西教職教育研究会の発行です. ほぼエッセイ的な内容ですが,ご入用でしたら冊子お送りしますのでご用命ください. 要旨は以下のとおりです. 『学士課程答申』と『グランドデザイン答申』を比較…

佐藤俊樹(1996)『ノイマンの夢・近代の欲望:情報化社会を解体する』(講談社選書メチエ)を読了

つい先日,以下のような技術革新を話題にしてしまったばかりであるが, shinnji28.hatenablog.com 本書はそうした技術革新(「情報化社会」)が単なる幻想=「近代産業社会がその内部にはらんでしまう夢」(p.220)であることを喝破したものである. 「情報…

柳川堯(2018)『P値:その正しい理解と適用』(近代科学社)を読了

標記の本を読了した. データにバラつきがあり,それが確率法則に従って起きることを出発点として,基本的事項から誤用,算出方法,検定,サンプルサイズとの関係等が丁寧に説明されている.P値 ―その正しい理解と適用― (統計スポットライト・シリーズ)作者:…

インターネット以前と,インターネット以後に関する駄文 #平成ネット史

平成ネット史(仮)という番組 1月2日,3日と連夜NHKで放送されていた「平成ネット史(仮)」を見ていた. 前編は主に90年から2005年頃まで,後編は2000年代後半(主としてiPhone以降)が取り上げられていた. 自分の人生に重ね合わせると,中学生頃から「イ…

yahoo!知恵袋で自身のブログが取り上げられている件

数年前の記事がこうして議論の対象になるのは,おそろしいことだと思います. 過去の記事でも,考え方は日々変わるので,今も同じようなことを考えているわけではありません. これは常にそうです. detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

ガート・ビースタ(藤井啓之・玉木博章訳)(2016)『よい教育とはなにか:倫理・政治・民主主義』(白澤社)を読了

標記の本を読了した. もっとも印象に残ったのは,第1章と第2章である. ビースタは第1章でまず,教育は道具的問い(どのように)ではなく,規範的問い(なぜ)のもとに置かれなければならない,と喝破する. 規範的問いがあって初めて道具的問いが成立する…

気力みなぎる状態になるのに1週間かかる

正月から辛気臭い話で恐縮だが、自分は幼い頃から体が強い方ではない。 水泳をしたり剣道をしたりして、体育会を装ってきた時期もあるが、どう考えても体力はない方である。 27日から仕事が休みで、そのあと広島と岡山を経由して29日に実家に帰ったのだが、…