松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

2016-04-13から1日間の記事一覧

重松清著『また次の春へ』(文春文庫)を読了

標記の小説を読了。 これは、東日本大震災を背景としながら、突然肉親をなくした者の喪失感を描いた物語であり、短編集である。 決して再生ではなくて、あくまでも喪失したこと、その喪失の中で過ごす者が素描されている。 つい先日、震災に関する記事をアッ…