- 作者:見波 利幸
- 発売日: 2018/04/07
- メディア: 新書
- 作者:阿部 謹也
- 発売日: 1995/07/20
- メディア: 新書
- 作者:デヴィッド・スタックラー,サンジェイ・バス
- 発売日: 2020/04/20
- メディア: Kindle版
- 作者:元永 知宏
- 発売日: 2020/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:西野一輝
- 発売日: 2020/03/13
- メディア: 新書
強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
以下のとおり開催します。よろしければお越しください。
日 時:2020年6月15日(月)19:00-21:00
対 象:
・私立大学の職員という仕事につきたい大学生
・私立大学の職員という仕事につきたいというほどではないけれど,興味関心のある大学生
・就職活動に悩んでいる大学生
内 容:
参加者の方と,現役の私立大学職員がオンラインでおしゃべりするだけです。
参加の方法:
(1)sanjyuumatsu@gmail.com へ,6月8日(月)までに,お名前と参加希望の旨を連絡いただく
(2)数日前に,いただいた連絡先へ会場(ZoomのミーティングURL)をお送りする
(3)会場で好きにしゃべる
お待ちするメンバー:
榎並 基仁(追手門学院大学財務課兼理事長室,2008年入職)
松宮 慎治(神戸学院大学教務センター,2008年入職)
その他:
・申込者が多い場合は抽選とさせていただきます。結果はURLの送付をもってかえさせていただきます
・双方向のコミュニケーションを重視したい都合上,カメラオンによる参加をお願いできればと思います
・質問がおありでしたら,事前に送っていただけると助かります
なお今回,1回目に参加いただき,内定を出て実際に4月から大学で勤務されている方に,ゲスト出演いただきます。お楽しみに!
祝:第1回私立大学職員おしゃべりカフェに参加いただいた方から内定が出ました - 松宮慎治の憂鬱
標記の葛藤を,今しか書けないと思うので残しておこうと思います。
3/31に,以下の記事において,
【3/31 以降随時編集】新型コロナ禍において活性化するアカデミアの連帯と積極性 - 松宮慎治の憂鬱
次のような記述をしました。
日曜日(3/29)から月曜日(3/30)の昼にかけて,(当たり前ですが)大学の教育研究は命よりも大切なものではないな,という気がして参りました。
現状,最優先すべきは医療,行政,福祉,インフラ,物流であって,大学ではないなと。
したがって,上記のように「いかにして授業をやるか」を考えていたのは,自分の職業上のバイアスかもしれません。
5月に入った今,早い大学は非対面(オンライン)授業を4月末から開始しており,そうでない大学はGW明けからの開始に向けて,必死に準備しているところだと思います。
自分もその例外ではありません。3月末に記載した「職業上のバイアス」は,そのとおりに現実のものとして展開されたわけです。
しかしわたしは今はじめて,自分のこの仕事が,社会に役立っているかわからない,むしろのちに批判されるかもしれないと感じています。
なぜか。高等教育は,義務教育ではないからです。一方,義務教育は,まともな再開のめどが経っていないからです。
今回の危機は社会システム全体の危機なので,教育というサブシステムも危機的な状況に陥るのは当然です。
そうしたときに,教育という枠組みにおいて優先されるべきは,高等教育でしょうか?
わたしはそうは思いません。優先されるべきは,明らかに義務教育です。
普通の公立の小中学校に,非対面(オンライン)授業に耐えうるインフラはありません。
もしも大学だけが,非対面(オンライン)授業で学生が学習を完遂し,他方で義務教育が捨て置かれたら,どうなるでしょうか。
大学は,他の教育段階に比べて初めから整備されていたインフラを使って,学費収入のために,自己中心的に事業を継続しようとしただけではないか,という批判を免れないのではないでしょうか?
そして,3月末に,多くの企業や経営者が活動を自粛し,医療,行政,福祉,インフラ,物流を優先し,医療崩壊を避けようというさなかに,一生懸命,事業の継続のために出勤しているのは,果たして妥当でしょうか。
こうした批判に応える術が,今の自分にはありません。
それゆえ,自分が今一生懸命にならざるをえない仕事が,社会の役には立たず,未来において批判されるかもしれないという葛藤を抱えています。
就職してから初めてのことです。
作ってみました。使えそうでしたらお使いください。
松宮 慎治 (Shinji MATSUMIYA) - 資料公開 - researchmap