本書は,以下の項目を扱っている。
・データをつくる
・データの適切さを考える
・データの分布をしらべる
・2つの変数の関連をあきらかにする
・ある1つの社会現象の原因を調べ予測する
・複数の社会現象の因果構造をあきらかにする
・社会学的概念を測定し,その社会現象の因果構造をあきらかにする
・社会現象の時間的変化の原因を探る
・結びつきをとらえる
・社会的カテゴリー間の関連のしくみをとらえる
・変数や分析対象の類似性を把握する
・変数を合成する
・モデルの説明力をたかめる
扱われている内容は,家族や都市,教育といった身近な社会現象であり,全般的に平易な解説が行われている。
それでいて充実しており,初学者が全容を概観しやすいようになっている。
- 作者: 数理社会学会,与謝野有紀,高田洋,安田雪,栗田宣義,間淵領吾
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (15件) を見る