松宮慎治の憂鬱

タイトルは友人が考えたもので,某アニメのことはわかりません。

業務改善で意識している7つのこと

(1)小さく始めて,大きく育てる

いきなり大きなレベル,高いレベルで改善を実施しようとすると失敗する。
まずできる範囲で小さなことから始めればよい。そして大きく育てればよい。
これを「雪だるま方式」という。
「雪だるま方式」に依拠すれば,大きさやレベルに関係なく,ともかく一歩を踏み出すことが重要になる。

(2)遠慮はしない

「こんなアホなことを言ってしまっていいのだろうか」
「こんなことを言ったら,意識高い系と揶揄されるのではないか」
かような忖度は無用である。
提案の妥当性を決めるのは自分ではないので,出す前から色々考える必要はない。

(3)手数を増やす

人間の能力に大きな差はない。
せいぜい,打率4割と打率2割くらいの違いであろう。
しかしながら,業務で問題になるのは打率ではなく,ヒットの数である。
したがって,100の打席に立った打率2割と,10の打席にしか立っていない打率4割は,前者の方に価値がある。

(4)しつこく出す

何事も1回で受け入れられることはない。
機会を変えるたびに何度でも出していくことが必要である。
そうすれば,「しつこいやつだな」と思われて,そのうち通る。
「めんどくさいやつだ」と思わせればこっちのものである。

(5)職掌にこだわらない

「その仕事は,あの部署の仕事では……」等と言い出すときりがない。
往々にして,新しい提案は緩衝地帯にある。
それゆえ,既存の職掌を前提とすると,所管部署はどこにもないということになる。
このように,既存の枠組みを意図的にカットして,より純粋に改善したいことにフォーカスすればよい。

(6)安易に先延ばししない(できることは即やる)

「次年度はこうしよう」と思うことは,そのほとんどが達成されない。
なぜなら,人間の長期記憶は当てにならないからである。
できることはすぐやる。今からやる。明日からやる。
明日が無理なら,もっとも直近で可能な道程を思い浮かべる。
そのようにベストを尽くそうとすることで初めて,物事が可能になる。

(7)前向きな提案に対しては,頑張って「うん」と言う

提案には後ろ向きなものと前向きなものがある。
後者については,言われた時点で様々な問題が思い浮かぶことだろう。
しかし,それらの問題をいったん留保して,努力して受け入れよう。
これを,「頑張って「うん」と言う」と呼ぶ。
そうすることで,提案を出す側も,新たな案を出し続けてくれるのである。