松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

アーノルド・ピコ―,ヘルムート・ディートル,エゴン・フランク(2007)『新制度派経済学による組織入門:市場・組織・組織間関係へのアプローチ』(白桃書房)を読了

標記の本を(十分ではないのだが)読了した。
自分が特に精読したかったのは,組織の経済理論の「新制度派のアプローチ」(pp.46-148.)である。
本書で示されている新制度派経済学のアプローチは,(1)プロパティー・ライツ理論(2)取引費用理論(3)プリンシパル・エージェント理論,の3つである。
このうち,(1)が初耳であったので,理解するのに苦労した。要するに,財の価値は物理的特性だけではなく法的特性の規定も受けるということのようである。

新制度派経済学による組織入門―市場・組織・組織間関係へのアプローチ

新制度派経済学による組織入門―市場・組織・組織間関係へのアプローチ

  • 作者: アーノルドピコー,エゴンフランク,ヘルムートディートル,Arnold Picot,Egon Franck,Helmut Dietl,丹沢安治,宮城徹,榊原研互,田川克生,小山明宏,渡辺敏雄
  • 出版社/メーカー: 白桃書房
  • 発売日: 2007/05/01
  • メディア: 単行本
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