松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'17広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻修了,そのまま後期課程在学中。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。

【非ステマ】ietty | イエッティ[オンライン接客型不動産]がものすごく便利

ステマじゃないよ

9月の中旬に引っ越したのだが,そのとき使った不動産サービスが素晴らしかったので紹介したい。
あらかじめ断っておくと,ぼくはこの会社から何の利益供与もされていない。
ただただ純粋に素晴らしいサービスで,感動したので,もっと広がるといいなと思って紹介する次第である。

不動産業界に対する不満

これまで何度も引っ越しを試みて断念してきた。
その理由は,不動産賃貸業の方法にある。
今まで持ってきた不満は,主に2点である。

(1)おとり物件がある
(2)時間がかかる

まず1点目について。
「おとり物件がある」というのは,要するに消費者に対して嘘をついているということである。
おとり物件を知らない人のために説明しておくと,明らかに条件の良い賃貸をウェブ上に登録しておくことによって,消費者を店舗に誘導するというのがその手法である。
現実には,そのような物件は存在しないか,既に入居者がいる。
しかし,条件は良いので消費者はその物件について照会し,店舗に来る。
このとき,言葉巧みに,「いや~お問い合わせの物件ですが,もう別の人が抑えてしまいまして…」と言い,「似たような物件ならご紹介できます!」という流れになる。
そして2点目に至る。
ひたすら様々な物件に連れまわされる時間のはじまりである。
色々見ながら決めたい人にとっては良いのかもしれないが,ぼくは即断即決したいので苦痛しかなかった。
そもそも,興味がある物件を見に店舗にやってきたわけで,「その物件が抑えられている」となった時点で,話は終わりなのだ。
以上のような工程を経てしまうと,実質的には半日程度の時間を消費することになる。
ぼくが就職したとき,不動産会社には散々いやな目にあったのだが,上記がその代表である。
「こんなクソみたいな構造はいつか終わるだろう」と思ったのだが,10年たっても変わらなかった。

イエッティの素晴らしさ

ところが,である。
今回利用したイエッティというサービスは,上記の全てをクリアした。
実際利用していただけるとわかるのだが,イエッティのサービスはLINEのようにチャット形式で利用することができる。
つまり,非同期型コミュニケーションが可能なのである。
この時点で素晴らしいのだが,まだある。
イエッティのサービスでは,最初に条件を登録すると,条件にあてはまる物件を送ってくれる。
それに対して,色々な評価を行い,その評価にもとづいてまた新たな物件が提示される。
おそらくは,評価に対する単調な条件の入れ替えはAIが行い,チャットによるコミュニケーションは人間が担っているのだと思う。
このプロセスを繰り返すことによって,提示される物件が個人に最適化されてゆく。
まだある。
このサービスでは,おそらくおとり物件がない。
今回の引っ越しでまずぼくがやったのは,普通のよくある賃貸情報サイトを確認し,「この部屋に入りたいんですが」とチャット上で示したことである。
これに対し,「管理会社に確認しましたが,既に埋まってしまっているようです」という返信がきた。
この時点で,「お,このサービスはいいぞ」と思った。
少なくとも,賃貸情報サービスでよさそうな部屋を見つけたときに,イエッティで照会すれば,それが本当に存在し,公開されている物件なのか,それともそうではないおとり物件なのかがわかると思ったからである。
すると,何日かしてから,「先日お問い合わせの部屋ですが,あきました」という連絡がきた。
その上で内覧を行い,契約をしたという手順である。

あまりの感動に…

ぼくはこのサービスのあまりの素晴らしさに,内覧を行う前から契約することを半ば決めていた。
そして事実そのとおり,内覧を行ったその場で契約すると営業の人に伝えた。
仲介手数料は家賃の1か月分だが,これは一般的な水準であるし,なんならもっと払ってもいいくらい感動した。
とても感動したと同時に,「こんなことやってたら,業界につぶされるのでは?」と思い,営業の人にその質問をぶつけてみた。
今のところそのようなことはないらしい。
こういう会社がもっと広まるといいなと思い,応援のために株を買いたいとすら思ったのだが,残念ながら上場はしていないらしい。
ちなみに,夜に内覧に行ったので申し訳なく思ったのだが,残業代はきっちり払われるとのこと。
就職活動をする学生にもおすすめである。
はっきり言ってこの方法は業界をまるっきり新しくする可能性がある。それもめちゃくちゃいい方向に。
デメリットがあるとすれば,まだ地方では利用できる範囲が限られることくらいだろう。
この問題は,時間が解決するに違いない。

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