標記の本を読了した。
教育社会学会を中心とした教育社会学の戦後の歩みと主要論点が整理されている。
教育社会学の定義(第1章),理論と方法(第2章),近年の課題(第3章)というまとまりで枠づけされており,わかりやすかった。
高等教育研究は教育社会学を大きな源流としており,かつ教師教育も主要に取り扱ってきた。
このことから,いつか体系的に理解しなければならないと思っていた。
「初めて」「体系的に」教育社会学を理解したい人にとっては必読の書と思う。
章立ては以下のとおりである。
序章 日本の教育社会学の七〇年……中村高康
- 作者: 日本教育社会学会,本田由紀,中村高康
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2017/10/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る