松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

T.J.ペンペル著,橋本鉱市訳『日本の高等教育政策―決定のメカニズム』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を読了した。
本書で最も勉強になったのは,第4章の「政治構造の本質」である。
ここでは,「官僚支配」の節が設けられていて,官僚の影響力がどのような形で敷衍するかということについて,
「諮問機関」「民間団体の地位低下」「立法過程と国会」「省令と通達」の4つにわけて言及されている。
本書は,またいつか必ず参照することになると思う。泣く泣く広島大学の中央図書館に返却する。

日本の高等教育政策―決定のメカニズム (高等教育シリーズ)

日本の高等教育政策―決定のメカニズム (高等教育シリーズ)