松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

スマホを変えに行ったら時間がかかりすぎた話

iPhoneの画面が割れていて、長年使ってきた5sなので7に交換をしに行った。
するとどうでしょう。
ぼくは単に機種変更をしに行っただけなのに、家でネットは何で繋いでるかとか、家族はどこの会社のと契約してるかといったアンケートをとられた上に、
「こうしてはどうか?」という様々なオプションプランを示し、見積もりを出そうとしてくるではありませんか!
それで結局、1時間くらいはとられてしまった…。

全てのオプションプランは拒否した。というのも、ぼくのプランはFPの友人に相談して、最適化されているからである。
「え?いいんですか?結構高くなりますよ?」と言われたが、心の中で今と変わらんやんけと思っていた。
これ以上安くするためには、日本の三大キャリアから離れて、楽天バイル的なSIMフリーに移行するしかあるまい。
なお、最終的には月々の料金から謎の値引きがなされた。
おそらくその謎の値引きは、最後にすることによってお得感を演出するものであったのだろう。

また、よくある話で、「1ヶ月後に解除してくれ」とかいうオプションプランも提示された。
そうすると五千円近く値引きしますよとのことだった。これも断ると、再び「えっ、本当にいいんですか」と言われた。
そのオプションプラン自体月に2,000円くらいかかるので、実質的な値引きは3,000円、つまりその3,000円と引き換えに来月オプションプランをウェブから解約しなければならないということだ。
したがって自分は、その手間を3,000円で買い取ることにした。

三大キャリアのいずれとも10代の頃から付き合ってきたが、さすがにこのビジネスモデルはそろそろ限界ではないかと感じた(関係者の方申し訳ない)。
おそらくは、このように機種変更するタイミングで様々なことを提案して取り入れてもらわないと、今はキャリアではなく機種で選ばれるので、収益を上げるタイミングがないのだろう。
それはわかるけど、おじいちゃんおばあちゃんや、人のいい方が流されるまま契約してしまうモデルはいつかダメになる。
もちろんぼくも、綺麗ごとばかりでは済まないのもわかっている。
10年前と比べて三大キャリアが打てる手が減っているのもわかる(どの世代まで伝わるか微妙だが、au伝統の学割や、softbankのラブ定額を思い出して欲しい。)。
とはいえユーザーも賢くなっているし、情報は溢れているので、無知を利用して収益を上げるモデルは、(働く人のモチベーションの視点からも)もはや持続は困難だろう。