松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

中島義道著『人生を〈半分〉降りる』(ちくま新書)を読了

標記の本を読了した。
哲学者である筆者が,

ぜひ残りの人生を〈半分〉だけ降りて、自分の人生の「かたち」をつくるこおtにいそしんでもらいたいのです。つまり〈半分〉は社会的に生きてごまかしを続ける。しかし、残りの〈半分〉は、けっして妥協せずに自分の内部の声を聞き分ける(p.258)

ことを勧める本である。
これだけだと簡単そうに見えるが,本文中は哲学者らしく難解な表現が結構あり,読むのに苦労した。

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)