標記の本を読了した。
哲学者である筆者が,
ぜひ残りの人生を〈半分〉だけ降りて、自分の人生の「かたち」をつくるこおtにいそしんでもらいたいのです。つまり〈半分〉は社会的に生きてごまかしを続ける。しかし、残りの〈半分〉は、けっして妥協せずに自分の内部の声を聞き分ける(p.258)
ことを勧める本である。
これだけだと簡単そうに見えるが,本文中は哲学者らしく難解な表現が結構あり,読むのに苦労した。
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/01/09
- メディア: 文庫
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