松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

学生に求められる手続きからみる私立大学と国立大学の違い

私立大学で勤務しながら国立大学の院生身分を持っていることで,さまざまな比較が可能になっている。
(学部出身校との比較も本来可能のはずだが,あまり学生生活をきちんと送っていなかったので,あまり参考にできない)
今日は学生証の再発行手続きを試みたのだが,勤務先のそれと比べて重厚で驚いた。
まず様式がA4という大きなものであり,かつさまざまな説明がなされた結果裏表を目いっぱい使っている。
また,紛失・破損の場合は,どこで破損したのか,また具体的にどのような状況にあるのかを記載しなければならない。
さらに,以前の写真をそのまま使えるのではなく,新たな写真を提出しなければならない。
「再発行に千円かかりますがいいですか?」と言われたが,学生にとってはその再発行手数料よりも,新たな写真を提供する手間(場合によってはお金)の方が気になるであろう。
再発行様式の裏面に記載されている注意点は,次のとおりである。

【写真提出における注意点】
(共通事項)
・カラー,上半身,脱帽,正面向きで1名しか写っていないこと。
・最近3ヵ月以内に撮影したものであること。
・頭が切れていないこと。
・無背景(無地の壁面,パーティションを背景にして撮影することを推奨)であること。
※提出された写真は,学生証発行に使用したのち,もみじへ登録を行います。

(写真貼付による提出)
・サイズは縦4cm×横3cmとすること。
・写真の裏面に学生番号,氏名をボールペンで記入すること。
・「写真貼付欄」の枠内に,糊または両面テープで張り付けること。

(写真データによる提出)
・ファイル形式:JPEG
 ※ファイル形式違い等で部局担当者が内容を確認できない場合には差し戻すことがあります。
・ファイル名「学生番号(半角大文字)」,拡張子「.jpg」
 (例:「B039904」.jpg)
・解像度 画質モード:ファインカラー程度(幅228×高さ300ピクセル以上)
 ※指定サイズより小さい場合にはぼやける場合があります。

(撮影イメージ)以下略

長い。

長すぎる。ひょっとすると,学生証の再発行手続きそのものがあまり発生しないのだろうか?
勤務先では,毎日何枚というレベルで発行しているので,ここまで丁寧なことは正直できない。
こういう手続き面からも,色々と差を感じる次第である。
とはいえ,広島大学の学生証はIC機能もついているので,IC機能のついていない勤務先のものとは,単純に比較しにくいかもしれない。