松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

江原武一著『現代高等教育の構造』(東京大学出版会)を読了

広島大学附属図書館で借りた標記の本を読了した。
1984年初版とかなり古い本である。江原先生の博士論文がベースになっているようだ。
本書は,「高等教育の進学基盤」「高等教育の組織と構造」「高等教育の社会的効果」の3部構成になっている。
第1部の「高等教育の進学基盤」では,高校生の進路分析がなされている。第2部の「高等教育の組織と構造」では,大学の類型や,意思決定の在り方(教授会等)の分析がなされている。第3部では,企業人材と研究人材の養成機能を中心とした,カレッジ・インパクト研究がなされている。

現代高等教育の構造

現代高等教育の構造