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松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'15広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。Twitter : sanjyuumatsu,e-mail : sanjyuumatsu@gmail.com

人間が運転するから事故が起こる

生活

先日運転免許の更新にいってきた。
自分は無事故・無違反だったので,30分のビデオ講習で済んだ。
ただ,その映像の内容に色々と疑問を覚えた。
端的にいえば,お子様を事故で亡くした方の遺族が出てきて,やや煽るように車を運転することの恐ろしさを周知し,自覚を促すというものである。

たしかに,車を運転するということは凶器に乗るということだから,自覚は必要だ。
でも,人間が運転する限り必ず事故は起こるというのもまた事実だ。
自覚だけで事故を減らすことは困難である。
飲酒運転等の法令を守ることは当然だが,たとえば「前方不注意」等というのは,その行為に幅がありすぎる。
一時停止線で一時停止する,そのことを守ったとしても,突然子どもが飛び出してくるかもしれない。
その場合,ひいてしまうと車が悪いということになる。
だから,常に臨機応変に対応することが必要,というのが今の車社会である。
ルールを守ればいい,自覚を守ればいいということだけでは済まされなくて,臨機応変に対応し,「結果として」できるだけ事故を起こさないことが求められる。
人間が運転する以上,互いにミスや不注意等は必ずある。
疲れていて集中できていないときだってある。
そのようなときは運転するな,というのは正論だが,我々はスーパーマンではない。
現在の免許制度は,すべての凡人に運転免許がいきわたるようになっている。
凡人にスーパーマンのような所作は求められない。
したがって事故は必ず起こるが,いかにして怒らないか,そのために臨機応変に対応する必要があるし,その上で,事故が起こさなかった,誰にも迷惑がかからなかった,という結果こそが最も大切となる。

したがって,そのようなことを言っている間に,一刻も早く自動運転を導入した方がいい。
講習中にそのようなことを考えていた。こんなことをしているヒマがあるなら,一刻も早く自動運転を導入すべきである。
自動運転にも色々と問題があるようだが,少なくともすべてが自動運転になれば,今よりも格段に事故は減るはずである。
ただし,そうなるともはやこのような講習の意味はなくなってしまって,交通安全協会の役割も同時に失われるだろう。