組織の人がTwitterやブログを運用することについて、制限されてしまう大学もあるようである。
具体的には、「不用意につぶやくな」と言われるというケースを最近確認した。
しかしながら、このような発想にはセンスがないように思う。
これからの時代、ウェブを介したコミュニケーションは進化しこそすれ、退化することはない。
そうした中にあって、そもそも使わない方がいいんだという発想はきわめて守備的である。
むしろ、「いかにうまく使ってもらうか」を考えた方がいい。
そりゃあ、使わなければ問題が起こることはないかもしれない。
その代わりに、知らず知らずに取り残されていくかもしれない。
SNSによる情報発信に消極的な人は、前者のリスクばかりを評価して、後者のリスクを軽く見積もりすぎているのである。