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松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'15広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。Twitter : sanjyuumatsu,e-mail : sanjyuumatsu@gmail.com

剣道の練習後に行う黙想の意義や意味について

私論

私は中学高校と剣道部だったのだが,練習の終わりには「黙想」をしていた。
主将が,

「姿勢ただして。。。。。。もくそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!」

と叫び,全員が一列になって正座をし,手を前で組んで瞑想をするあれである。
中学生のときはキャプテンをやらせてもらったので(全然弱かったけど),この叫ぶ係をさせてもらうことができた。
高校はあまり強い学校ではなかった,というか元女子高で男子部員が自分が初めてだったし,黙想をする習慣がなかったようなので,「やりたい」と言ってやるようになった。
今もまだやっているかどうかわからない。
hakudoh.com

剣道の稽古前後には、全員が並んで正座をし、「正座(姿勢を正して)」「黙想」と声をかけるのが一般的ですが、中には「黙想」の号令を用いずに、「静座」とのみ声をかける道場もあるようです。
これは、剣道の基本理念が「無念無想」の境地を求めるものであることから、黙して想う「黙想」ではなく、儒教の「静座法」を取り入れているためと考えられます。
静座法というのは、静かに正座して、呼吸を調整し、腹式呼吸で下腹部を緊張させ、横隔膜の活動をよくし、無念無想で心身の健康をはかる方法です。
近年では、全剣連の指導も「静座法」を薦めていると聞きます。
[参考]
正座 : 礼儀正しくきちんとすわること。
黙想 : 黙って考えにふけること。
静座 : 心をしずめてすわること。

ほほう…今始めて知る,黙想の意義や意味。
黙想の意義や意味について,先輩や先生にどのように教えてもらったのか,というのは正直覚えていない。
もしかしたら,はっきりとした答えはないのかもしれない。
その日の練習を振り返ったり,明日はこうしようと考えたり,目的がない行為と言えるかもしれない。
剣道では,「無心」になることが求められる。
勝ちたいとか,負けたくないとか,そういった煩悩一切なく,頭の中が空っぽになったときが自然に体が動いて,一番強い状態になるとされる。
この「無心」に自分を持っていくというのはものすごく難しい。
他のスポーツなら,「ゾーンに入る」とでも表現するのだろうか。
そう考えると,黙想も,いわば「無心」に至るための営為の一つなのかもしれない。

以下のブログでは,実際の黙想の場面が写真でありますので,もしよければご覧ください。
bantokendo.hamazo.tv