松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

仕事も大学院も、やりたいことがほとんどできていない

標題のとおり、そんな年明けを過ごしている。
自分にとって重要な時期だと思うが、〆切のある短期的な仕事に忙殺されて、やるべきことができない。
真にやるべきことには、実は〆切がないことが多い。
緊急、緊急でない、重要、重要でない、の4象限で考えると、自分の理想は次の優先順位である。

1. 緊急で、かつ重要
2. 緊急でないが、重要
3. 緊急だが、重要でない
4. 緊急ではなく、重要でもない

このとき、1. と4. の優先順位は誰でもわかる。
問題となるのは、2. と3. である。
多くの人は、〆切があるとそれを守ることに追われて、3. の仕事ばかりに注力してしまう。
その結果として、「なんだか色々たくさんの作業をして忙しかったけど、何も成し遂げなかった」という状態になりがちである。
これを自分は恐れている。
しかしながら、これは注意しておかないと心理的には絶対2. より3. を優先してしまうのは当然なのである。
もし、3. を優先するためには、「嫌われたくない」「褒められたい」といった感情を捨てねばならない。
批判されたとしても、それ以上に為すべきことがある、という気持ちを強く持たねばならない。
そうでないと、他人のために作業に追われ、結果として何も残らなかった、ということにもなりかねない。

と、自らに言い聞かせるように書いている。
やはり体の疲れが溜まると、さして重要でもないのに〆切が迫っているものに注力してしまう。
そのような仕事は、重要な仕事をする中で行き詰まった時に、気分転換程度に従事すべきものであって、それ自体に集中的に、熱心に取り組んでしまうと、いつか隘路に行き着く運命になる。
謝ってなんとかなることと、あとから取り返しのつくことは、ある程度うっちゃる必要がある。
本当に大切なことは、あとから謝ってもどうにもならないし、時間がたってから取り返すことなど絶対にできない。
したがって、今ココしかないことに注力し、他のことは放っておく、それだけの強いメンタルが必要である。
同時に、3. の仕事に対しては、常に躊躇せず即断即決していくことが望まれる。
価値ある仕事をするためには、雑多な仕事をスピード感を保ちながら処理することが大切である。

とりあえず、運動を再開することから始めようと思う。
体を動かすことによってストレスを解消するというのは、大学生のときについた習慣であったのに、働き始めるとそれどころではなくなる。
実に、仕事というものは恐ろしい。