松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

大学行政管理学会第19回定期総会・研究集会のリフレクション(3)裏の挑戦―Twitterのハッシュタグを使う―

そろそろ1ヶ月が経とうとしてしまっていますが、大学行政管理学会の定期総会のリフレクションのラストです。
今回、裏の挑戦をしていました。それは、ツイッターハッシュタグを使う、ということです。

ハッシュタグとは何か?は以下に記載してありますが、ちょっと引用します。
Twitter「ハッシュタグ(hashtag)とは」とは?|ツイッター用語 - ツイナビ

#記号と、半角英数字で構成される文字列のことを Twitter上ではハッシュタグと呼ぶ。発言内に「#○○」と入れて投稿すると、その記号つきの発言が検索画面などで一覧できるようになり、同じイベントの参加者や、同じ経験、同じ興味を持つ人のさまざまな意見が閲覧しやすくなる。ハッシュタグTwitter ユーザーが自発的に使用するようになったルールであり、ハッシュタグを使用するに当たっては Twitter Inc. への申請や登録は必要ない。#○○の前後に、半角スペースを入れるのを忘れずに!
【例】#oyatsu → 自分が食べたおやつについて皆で共有

ここにあるように、同じイベントに参加した人がツイッター上で議論できるようになるわけですね。今回は「#juam2015」というハッシュタグを使いました。なので、来年は「#juam2016」を使うつもりです。
今回、このハッシュタグを使って総会を実況中継し、分科会登壇時も壇上の机の上にスマホを置いて追っていました。

ここ1、2年に入学してきた学生は、facebookのアカウントを持っていません。私が大学生のときに、mixiに代わるツールとして萌芽し、最終的にとって代わって市場を席巻したfacebookも、もはやおっさんのメディアです。
ここ最近の学生は、また少しオープンなものからクローズドなものへとコミュニケーションが変質してきています。
これは、匿名性という意味でクローズドであったmixiに回帰するということとは少し違います。実名でありながらも仲間内だけで交流する、というのがその実態で、LINEがその最たるものでしょう。そしてその次に来るのが、ツイッターです。
ツイッターというのは本来オープンな状態で使うのが基本ですが、学生は許可された者のみがツイートを確認できる状態(いわゆる「鍵をかけた状態」)にして利用していることが多いようです。
ここで言えることは、「自分のつぶやきは見せない。でも人のつぶやきは見える。(その人が鍵をかけていない限り)」という特徴についてです。
これから職員になる人は、間違いなくツイッターを当たり前に使ってきた世代でしょう。
職員になってから、何かのきっかけで大学行政管理学会を知った時に、次のアクションとして「ツイッターで検索をかける」というアクションをとる可能性があります。
そうしたときに、ほとんどヒットしないという状態はマズいと思うのです。
今いる人が意識的にあとの世代のことを考えて行動しないと、優秀な人は業界に来ない、そういう問題意識から今回ツイッターを使いました。
と、あたかも特別なことのように書きましたが、ジャンルによってはごく当たり前に行われていることです。そのことも忘れてはなりません。





また、当日のハッシュタグをはじめ、関連したツイートを以下にまとめました。これ、togetterっていうツイートをまとめられる機能です。さっき見たら、2,000以上のアクセスがあるみたいです。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。togetter.com