松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'17広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻修了,そのまま後期課程在学中。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。

高野和明著『K・Nの悲劇』(文春文庫)を読了

標記の本を読了しました。
高野和明さんといえば、やはり『13階段』でしょう。

13階段

13階段

これがめちゃくちゃ面白くて、中学生のときに何回も読みました。
13階段というのは、死刑囚が執行台に到達するまでの13のステップのことを言います。
わが国の死刑制度をこの本で学べたといっても過言ではありません。
また、ここまで具体的に死刑の現場を詳細に描き、一般に示した作品は他にないという点で出色でした。

それで、今回読んだこの本は、「人工中絶」が取り上げられていました。
テーマとしては直視するのが厳しいものであり、しかもホラーとサスペンスを組み合わせているので、ちょっと読み進めるのは辛いものがありました。
13階段』の面白さは超えられなかったですが、子どもができる、できない、人工中絶、といった、世代としてはダイレクトに響いてくる話題でした。

K・Nの悲劇 (文春文庫)

K・Nの悲劇 (文春文庫)