加納学先生が、論語を引用して以下のようなツイートをされていました。
独り言22)論語にも有名な章句があるよね.「子曰.由,汝に之を知ることを誨えんか.之を知るを之を知ると為し,知らざるを知らずと為す.是れ知るなり」と.自分が理解できているかどうか確認するには,そして完璧に理解するには,自分で解説を書いたり,人に教えたりするのが有効だと思う.
— Manabu KANO (加納学) (@DreamChaserJPN) 2015, 7月 8
まったくそのとおりだな、と賛同します。
facebookで、教育職員免許法についてわからないことを質問しあうグループに入っていたり、大学教務実践研究会でサイボウズlive上で質問しあうことがあるのですが、誰かが質問したらできるだけ早く自分なりに回答するようにしています。
また、現在業務では、業務の遂行と並行してマニュアルを整備しています。
それもこれも、全て自分のためです。
そうやって誰かに伝える、あとの人に残す、教える、そういった行為で一番特をするのは、それをやっている本人なんですよ。
だから、面倒がらずもっとみんなそういうことをやればいいのに、と思います。
時に間違うこともあるし、たくさん考えたり、調べたりしなければいけませんが、力をつけるのにショートカットする方法はありません。
地道に努力するしかないし、一見遠回りのようでいて、地道に努力するのが力をつけるのに一番早いといつも思います。
マニュアルの作成なんてのは、やる気になれば誰でもできますので、みんなで作りあってブラッシュアップしあう、結果として各々が能力を高めていく、そういう手段として利用すればいいと思います。
でもまあ、ショートカットをしたいとか、できれば楽をしたいとか、そういうことを優先してしまうとそれは無理ですが。